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オブジェクテリア(対象商圏)の作り方、住民浸透度係数
正しい商圏の描き方
では、どうしたら正しく商圏を描くことができるのでしょうか?
これには、2通りの方法があります。そのうち、誰がやっても同じような結果が描ける方を説明しましょう。
これは、オブジェクテリア(対象商圏)と呼びます。
これは、実際に来店されているお客様を調査して、その商圏を決定するというものです。 手順を簡単に説明しますと、
①まず、お客様が来店しているであろう範囲をカバーできる地図を用意します。
②次にこの地図を、町丁目などの境目ごとに、区画にして太いペンで囲んでおきます。 ③この地図をお客様に店、「この地図のどの区画からいらっしゃいましたか?」と質問し、予め決めておいた区画番号を答えてもらうのです?
このときの質問は「どの区画にお住まいですか」とか、ビジネス街なら「どの区画にお勤めですか」というようにしても構いません。 こうして、できれば1000人のお客様にお聞きします。
④さて、こうやって集めた情報をどう加工するかといえば、例えば「Dという区画から来た」というお客様が10人いたとします。
そうすると、10÷1000で、全体の1%の人が来ていることがわかります。
さて、このD区画、仮に500人の人が住んでいたとします。
そうすると、そのうち何人の人が来店していることになるのでしょうか。
この数字を出すには、月間の客数を用います。これが例えば、3000人だとしたら、その1%ですから30人が来ていることがわかります。 では、これはD区画の人の何%でしょうか。30÷500で、6%ですね。 この数字のことを住民浸透度係数と呼びます。 この係数を、最初に決めたすべての区画について計算します。
図1 散布図(横軸:円商圏の人口、縦軸:売上) この図を見れば、円商圏の人口が売上とあまり関係がないことがわかります。
図2 お客様調査をする場合に使う地図 国が決めたメッシュ図を市販の地図に重ねておくと、調査しやすく集計しやすいです。
「エクセルの活用法」の関連リンク ●売上予測のフォーマット(売上予測を重回帰分析で行う手法14) ●エクセルを活用しよう 1(売上予測を重回帰分析で行う手法16) ●エクセルを活用しよう 2(売上予測を重回帰分析で行う手法17) ●売上予測をエクセルで実現する (売上予測を重回帰分析で行う手法20) ●売上予測はエクセルの関数を使ってもできることはできる。 ●高精度/売上予測モデルはエクセルで分析したら、エクセルで運用した方が良い2つの理由。 ●エクセルで用いる角度の単位は「度」ではない。売上予測の基礎の基礎(3) ●エクセルの関数で描ける”減衰曲線”が売上予測に役立つ。売上予測の基礎の基礎(4) ●売上予測に役立つエクセルで表す「成長曲線」の関数 売上予測の基礎の基礎(5) ●エクセルで最も重要な関数は「IF」と「VLOOKUP」だ。売上予測の基礎の基礎(6) ●VLOOKUP関数は、エクセル最強の武器だ。売上予測の基礎の基礎(7) ●VLOOKUP関数(エクセル)の兄弟、HLOOKUP関数も使えるとなお良い。売上予測の基礎の基礎(8) ●VLOOKUP関数によく似た便利なエクセルの関数、INDEXに注意せよ。売上予測の基礎の基礎(9) ●エクセルの関数、SUMPRODUCT関数も売上予測に役立つ 売上予測の基礎の基礎(10) ●エクセルの数字や関数は、数値と文字(文字列)の2種類ある。売上予測の基礎の基礎(11) ●エクセルの文字列関数で、地点座標を変換する 売上予測の基礎の基礎(13)前半 ●エクセルの文字列関数で、地点座標を変換する 売上予測の基礎の基礎(13)後半 ●変数が多くなり、エクセルの重回帰分析が嫌いにならない内に行動すべし ●売上予測モデルをエクセルの重回帰分析で作ろう その1 ●売上予測 モデルをエクセルの重回帰分析で作ろう その2 ●売上予測 モデルをエクセルの重回帰分析で作ろう その3 ●売上予測 モデルをエクセルの重回帰分析で作ろう その4 ●売上予測 モデルをエクセルの重回帰分析で作ろう その5
23/06/12
22/05/20
21/12/30
21/08/04
21/08/03
21/08/01
21/07/31
21/07/10
21/07/09
21/07/08
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正しい商圏の描き方
では、どうしたら正しく商圏を描くことができるのでしょうか?
これには、2通りの方法があります。そのうち、誰がやっても同じような結果が描ける方を説明しましょう。
これは、オブジェクテリア(対象商圏)と呼びます。
これは、実際に来店されているお客様を調査して、その商圏を決定するというものです。
手順を簡単に説明しますと、
①まず、お客様が来店しているであろう範囲をカバーできる地図を用意します。
②次にこの地図を、町丁目などの境目ごとに、区画にして太いペンで囲んでおきます。
③この地図をお客様に店、「この地図のどの区画からいらっしゃいましたか?」と質問し、予め決めておいた区画番号を答えてもらうのです?
このときの質問は「どの区画にお住まいですか」とか、ビジネス街なら「どの区画にお勤めですか」というようにしても構いません。
こうして、できれば1000人のお客様にお聞きします。
④さて、こうやって集めた情報をどう加工するかといえば、例えば「Dという区画から来た」というお客様が10人いたとします。
そうすると、10÷1000で、全体の1%の人が来ていることがわかります。
さて、このD区画、仮に500人の人が住んでいたとします。
そうすると、そのうち何人の人が来店していることになるのでしょうか。
この数字を出すには、月間の客数を用います。これが例えば、3000人だとしたら、その1%ですから30人が来ていることがわかります。
では、これはD区画の人の何%でしょうか。30÷500で、6%ですね。
この数字のことを住民浸透度係数と呼びます。
この係数を、最初に決めたすべての区画について計算します。
私は、立地と高精度/売上予測で「不振店」を根絶します。
有)ソルブ 林原安徳
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図1 散布図(横軸:円商圏の人口、縦軸:売上)
この図を見れば、円商圏の人口が売上とあまり関係がないことがわかります。
図2
お客様調査をする場合に使う地図
国が決めたメッシュ図を市販の地図に重ねておくと、調査しやすく集計しやすいです。
「エクセルの活用法」の関連リンク
●売上予測のフォーマット(売上予測を重回帰分析で行う手法14)
●エクセルを活用しよう 1(売上予測を重回帰分析で行う手法16)
●エクセルを活用しよう 2(売上予測を重回帰分析で行う手法17)
●売上予測をエクセルで実現する (売上予測を重回帰分析で行う手法20)
●売上予測はエクセルの関数を使ってもできることはできる。
●高精度/売上予測モデルはエクセルで分析したら、エクセルで運用した方が良い2つの理由。
●エクセルで用いる角度の単位は「度」ではない。売上予測の基礎の基礎(3)
●エクセルの関数で描ける”減衰曲線”が売上予測に役立つ。売上予測の基礎の基礎(4)
●売上予測に役立つエクセルで表す「成長曲線」の関数 売上予測の基礎の基礎(5)
●エクセルで最も重要な関数は「IF」と「VLOOKUP」だ。売上予測の基礎の基礎(6)
●VLOOKUP関数は、エクセル最強の武器だ。売上予測の基礎の基礎(7)
●VLOOKUP関数(エクセル)の兄弟、HLOOKUP関数も使えるとなお良い。売上予測の基礎の基礎(8)
●VLOOKUP関数によく似た便利なエクセルの関数、INDEXに注意せよ。売上予測の基礎の基礎(9)
●エクセルの関数、SUMPRODUCT関数も売上予測に役立つ 売上予測の基礎の基礎(10)
●エクセルの数字や関数は、数値と文字(文字列)の2種類ある。売上予測の基礎の基礎(11)
●エクセルの文字列関数で、地点座標を変換する 売上予測の基礎の基礎(13)前半
●エクセルの文字列関数で、地点座標を変換する 売上予測の基礎の基礎(13)後半
●変数が多くなり、エクセルの重回帰分析が嫌いにならない内に行動すべし
●売上予測モデルをエクセルの重回帰分析で作ろう その1
●売上予測 モデルをエクセルの重回帰分析で作ろう その2
●売上予測 モデルをエクセルの重回帰分析で作ろう その3
●売上予測 モデルをエクセルの重回帰分析で作ろう その4
●売上予測 モデルをエクセルの重回帰分析で作ろう その5