立地を顧みぬ大量出店は失敗する-5 マクドナルド大量出店の大失敗はなぜ起きたか?

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立地を顧みぬ大量出店は失敗する-5 マクドナルド大量出店の大失敗はなぜ起きたか?

開店・閉店

2021/07/09 立地を顧みぬ大量出店は失敗する-5 マクドナルド大量出店の大失敗はなぜ起きたか?

アメリカとの契約では、ロイヤリティーを「3%」に抑えることができたものの、
なかなか利益回復はできなくなり、社長も交代になりました。


それでも、その後もなかなか、回復の兆しは見えません。
それどころか、値段を上げたり下げたりで、
消費者の反感を買う始末・・・・


そのような流れになっていってしまったのです。

 

後は、お分かりになるかと思います。

利益確保のため、赤字店舗を閉店させるという道を選んだだけのことです。

 

 


私たちから見れば、この一連のM社の推移から、
ショップビジネス企業の隆盛にはやはり、
最後は立地が決め手だということを強く感じます。

ロクに立地調査もせずに、貧乏立地に手を出してしまえば、
いかに高いブランドを持つチェーンであっても、ダメなものはダメなのです。

一時期、M社は、売上予測さえも外部に頼ったという話が、
業界内では伝わってきていました。

かつて素晴らしい精度の高さを誇っていたM社の出店調査部でさえ、
すでに、 社内でその機能を発揮しなくなっていたのです。

そのような状況では、ダメになって当然だったと言えるかもしれません。

 


このように、「出店数」を稼ぐために、
立地を度外視して、とにかく攻め続け、
後々に重荷となる店舗ばかりを増やしてしまった企業は、
何もM社だけに限った話ではありません。

M社ほどの大規模ではなかったとしても、
同じようなケースは、数多くのチェーン企業で、
哀しいことながら、よく見られることです。

 

企業ごとに様々な事情があり、
それを責められるものではありませんが・・・・

しかし、どうしても、目先の利益を求めて立地を誤れば、
ショップビジネスという業態は、
永く繁栄することが難しい
ものなのです。


これを読んでくださった経営者様方が、こうした話を他山の石として、
自社の店舗展開を今一度見直してくださることを、期待いたします。

 

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