立地を顧みぬ大量出店は失敗する-4 マクドナルド大量出店の大失敗はなぜ起きたか?

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立地を顧みぬ大量出店は失敗する-4 マクドナルド大量出店の大失敗はなぜ起きたか?

開店・閉店

2021/07/08 立地を顧みぬ大量出店は失敗する-4 マクドナルド大量出店の大失敗はなぜ起きたか?

 

 

ただし、ここで問題がありました。

このサテライト店舗の出店に関しては、
出店調査部は、ほとんど関与しなかった
のです。

つまり、事実上、「調査もせずに出店していた」ということです。

 

その結果、、 売上はどうなったかというと・・・

やはり当初は、トラディショナル店舗よりかなり低い売上でした。

しかし、より少ない投資で、
年間の売上を増加させる(既存店の売上げ減少をカバーする)
という位置づけの戦略としては、
その時点では、 「ベスト」と言えるものでした。

ですから、誰も反対しなかったのでしょう。
どんどんそういった方向性での出店は増えていきました。

 


そこからしばらくすると、大きな変化が訪れます。
次第に、こんなことが言われるようになりました。


「サテライトもトラディショナルも関係ない。」


その背景には、大きな投資をして作ったトラディショナルの新店より、
その近くに作った小投資のサテライト店の方が、売上が上回ってしまうという、
逆転現象がいくつも起きたことが挙げられます。


「ならば、トラディショナル店の方も、
調査などしなくでもいいのではないか」

という雰囲気が出てきたとしても、おかしくはありません。

 

そうこうするうち、 「立地調査より、出店数の確保を優先」で、
どんな立地にもM社はどんどん出店していきました。

これは、私たちに言わせれば、
M社の「暗黒時代」と呼ぶべき時期でしたね。

 

しかし、そうやって「出店数」だけを追い求めるあまり、
貧乏立地に出し続けたツケは、すぐに支払わされることになります。

21世紀初頭、日本のM社は、 創立以来の大赤字を計上しました。

 

 

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