エクセルで分析ツールを活用して重回帰分析をやってよう　（売上予測を重回帰分析で行う手法15）

売上予測

エクセルを活用しよう　（売上予測を重回帰分析で行う手法15）

意外と知られておりませんが、マイクロソフトのエクセルで　売上予測ができます。

もちろん、重回帰分析ができます。

知られていない最大の原因は、この機能（エクセル関数）は、ふつうにエクセルやオフィスをインストールしただけでは使えないことです。

こんなのは、普通にインストールできればいいのに、と私は思いますが、なんでなんでしょうね？

では、どうしたら売上予測で使うエクセルの重回帰分析を使えるようになるか。

それには、エクセルの「アドイン」を加えなければなりません。

オフィス13でインストールされたエクセルで説明しますね。

一番上のタブには、左から順に、「ファイル」「ホーム」「挿入」と並んでます。これらを「タブ」と呼びます。

そのなかに「開発」というのがありませんか？その「開発」タブをクリックすると、その下がいろいろ書いてありませんか？

例えば、Visual　Basic　とか　マクロ　とか。その横辺りに「Excelアドイン」とありますから、この「Excelアドイン」をクリックしてください。

そうしたら下のような小窓が開きます。

その中で、「分析ツール」というのの頭にチェックを入れて下さい。

それから、OKをクリックすると、オフィスのある場所を聞いてきますので、オフィスのCDを入れて下さい。

すると、「分析ツール」というソフトウェアがインストールされます。

addin

インストールされますと、一番上のメニューで、「データ」というタブをクリックしてください。

そうすると、エクセルの上の画面には、「データ分析」という項目が一番右あたりに出ているはずです。

では、この「データ分析」をクリックしてみましょう。

すると、またまた小さな小窓がでてきました。

いろいろ並んでますね。

addinanal

分散分析から始まり、相関、共分散、基本統計量・・・

乱数発生の2個下のところに、「回帰分析」というのがありますから、これをクリックしてください。

この回帰分析こそ、売上予測に使う重回帰分析です。なぜか、「重」と言う文字がなくなってますが、そうなのです。

これで重回帰分析が使えます。

このエクセルの重回帰分析を使った売上予測のやり方を次回に説明します。

さあ、売上予測のはじまり、はじまり～