高精度/売上予測モデルはエクセルで分析したら、エクセルで運用した方が良い2つの理由。

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高精度/売上予測モデルはエクセルで分析したら、エクセルで運用した方が良い2つの理由。

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2018/01/15 高精度/売上予測モデルはエクセルで分析したら、エクセルで運用した方が良い2つの理由。

高精度/売上予測モデルはエクセルで分析したら、エクセルで運用した方が良い2つの理由。

 

もちろん、モデルが出来てしまえば、それを、紙のフォーマットで運用しようと、Visual言語で作ったソフトウェアで運用しようと、はたまた汎用GISで運用しようと、基本的には構わないのだが、私(弊社)は、分析したのと同じ、MS社のエクセルで運用することをお勧めしている。

 

これには、2つの理由がある。大きな理由と小さな理由だ。

 

大きな理由。それは、エクセル上で既存の分析データといっしょに持っていることが、ひじょうに便利だからである。

最初は、売上予測の理論値だけであったとしても、その店がオープンして店の売上が安定してきたら(だいたい3ヶ月~1年)、実績値が求まるわけだから、この店についても新たなデータになるわけである。目的変数(売上)はもちろんのこと、説明変数も揃っているのだから、このデータをそのまま参照すれば良いだけなので、新たに作り直す必要がない。仮に、この店で残差が大きければ、すぐそれは、新たな分析をすることで、より精度を上げた予測ができることに繋がる。

仮に、これが、別のファイルを使っていて、また、新たに、データを手入力ということになれば、それだけ煩雑な作業が増えるわけだから、「分析は後で」になりかねない。売上予測の精度向上も「後で」になる。

分析した同じエクセル上で新店候補地のデータを入力することのメリットはここにある。

 

小さな理由。それは、売上予測の理論値に、確率の幅を計算させることができるというものだ。これが、既存データが揃っていない限り、出ない値である。つまり、重回帰モデルそのものでは、中央値を計算させているに過ぎない。しかし、本来は、○○~○○という一定の範囲内に、どれだけの確率で入るかを計算させたものが重要だ。それは、天気予報に似ている。通常は、80%の確率でおきる売上予測値の範囲を求める。

分析した同じエクセルのBOOK内であれば、この確率の範囲がすぐに求められる。
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