VLOOKUP関数(エクセル)の兄弟、HLOOKUP関数も使えるとなお良い。売上予測の基礎の基礎(8) 048-711-7195 107-0062 東京都港区南青山2-2-15-942 月~金 9:00~18:00
エクセルのVLOOKUP関数には、兄弟関数があって、それがHLOOKUP関数である。これも売上予測モデルの作成に絶対必要な関数である。
この2つの関数は、構文は同じで、使い方が、少し異なる。
それでは、関数の式を並べてその違いを指摘しよう。
VLOOKUP(A、B、D、0)
HLOOKUP(A、B、D、0)
ご覧のようにエクセルのVLOOKUP関数とHLOOKUP関数は、構文はまったく同じである。
違いは、関数の先頭の文字が、V と H のように違っているだけだ。
では、この構文の意味を読んで見よう。
エクセル VLOOKUP関数では、
「Aというキーワードを使って、Bの範囲にある最左端にあるデータを比べて一致したなら、その場所から右にC番目のデータを読み出せ」である。
である。
エクセル HLOOKUP関数では、
「Aというキーワードを使って、Bの範囲にある最上端にあるデータを比べて一致したなら、その場所から下にC番目のデータを読み出せ」である。
つまり、意味として
VLOOKUP関数では、「最左端」「右に」
HLOOKUP関数では、「最上端」「下に」
の違いがある。
もっとイメージを膨らませると、
VLOOKUP関数では、「キーワードAの照合を、データ範囲Bの一番上から縦に下まで調べていって」というように「縦」という点がポイントだ。
HLOOKUP関数では、「キーワードAの照合を、データ範囲Bの一番左から横にに右まで調べていって」というように「横」という点がポイントだ。
つまり、VLOOKUP関数では、縦=垂直=VERTICAL だから、「V」が先頭になる。
HLOOKUP関数では、横=水平=HORIZONTALLY だから、「H」が先頭になる。
LOOKUPは、「look up」=探し出す であるから、VLOOKUP関数は、「縦/垂直の方向に探し出す」という意味で
HLOOKUP関数は、「横/水平の方向に探し出す」という意味である。
HLOOKUP関数
「売上予測の基礎の基礎」の関連記事
●地球の円周は、4万kmだから、1度は111.11km。売上予測の基礎の基礎(1)
●緯度の1度と経度の1度は長さが違う。売上予測の基礎の基礎(2)
●エクセルで用いる角度の単位は「度」ではない。売上予測の基礎の基礎(3)
●エクセルの関数で描ける”減衰曲線”が売上予測に役立つ。売上予測の基礎の基礎(4)
●売上予測に役立つエクセルで表す「成長曲線」の関数 売上予測の基礎の基礎(5)
●エクセルで最も重要な関数は「IF」と「VLOOKUP」だ。売上予測の基礎の基礎(6)
●VLOOKUP関数は、エクセル最強の武器だ。売上予測の基礎の基礎(7)
有限会社ソルブ
電話番号:048-711-7195
住所 〒338-0002
埼玉県さいたま市中央区下落合四丁目17番18号