オフィス性向が強い地域での出店はなるべく避けるべし

(有)ソルブ 林原安徳

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オフィス性向が強い地域での出店はなるべく避けるべし

立地について,出店戦略,店舗開発

2019/09/20 オフィス性向が強い地域での出店はなるべく避けるべし

街であればどこも似たような商圏だと思う人がいますが、それはマチガイです。

 

なぜかというと、一口に街といってもいろいろなタイプがあるからです。

 

街とは、人々がたくさん集まっている地域です。その意味では、住宅地も「街」の一種です。

住宅地を住宅街とも言うのは間違っていないのです。

 

商店が多ければ商店街です。

 

事業所、オフィスが多ければ事業所街、オフィス街です。

 

問題は、このオフィス街です。

 

東京や大阪などの大都市には、住民より、他から毎日働きに集まってくる人ばかりが多い事業所街・オフィス街があります。

 

ここが曲者です。

 

平日の日中だけそこに居て、夕方、夜になると人々はいなくなってしまう。そうして、住民よりこうした従業者がきわめて多い、5倍、10倍、20倍と多い街のことを、「オフィス性向の高い」街と呼びます。

 

オフィス性向を数値化するには、昼間人口÷人口 を用います。集計範囲は、0.5km四方、4次メッシュが適当です。

 

従業者の大半は、行動が自由ではありません。朝夕の通勤・帰宅時間や食事と休憩で決められた時間以外、自由はありません。

 

こうした人たちは、時間も行動も制限を受けており、また、目的は「仕事をして金を稼ぐ(遊んで金を使うこととは反対の)」ことです。

 

ですから、お金を使いません。使いにくい。

 

飲食店ならば、その飲食店が客でいっぱいになる時間は 昼食時間帯 だけになります。ですから、飲食店は、その昼食時間帯になるべくピークカットを起さないように努力しなければ、売上は望めません。

 

昼を過ぎれば客は来ません。夕方に客が来てくれるにしても、昼食時間帯ほどの需要はありません。

 

オフィス性向が強い地域は、朝のポテンシャルは低い。人々は皆、駆け足に近いスピードで会社に向かって歩いているからです。店は目に止まりません。

夕方から深夜にかけてのポテンシャルも低い。多くの人々は、帰宅を急ぐからです。

 

例外は、仕事の疲れを癒すことができるサービスを提供するお店です。

居酒屋やリラクゼーション、アミューズメント系の店などです。

 

オフィス性向が強い地域は、土曜、日曜、祝日のポテンシャルが低く、期待できません。

従業員がその街には集まって来ないからです。

 

オフィス性向が強い地域での出店はなるべく避けることをお勧めします。

オフィス性向

 

 

 

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