ストアビジットで気づく店舗立地の優劣 連載115-3

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ストアビジットで気づく店舗立地の優劣 連載115-3

店長の立地,店舗営業,立地について,飲食店経営

2021/06/03 ストアビジットで気づく店舗立地の優劣 連載115-3

  •  ③TGからの直接視界性

    TGが決まったら、

  • それらのTGから店がどのように見えるのかを3段階に分けてチェックします。
  • スーパーマーケットであれば、その出入口付近で立ち止まって見てください。
  • 自然に見えれば3ですが、
  • この辺りに見えるはずだと探せば見えるなら2
  • 見えないなら1です。
  • 見えない場合、
  • その理由を「見えなくする要因」の中から選んでください。
  • 視界を遮(さえぎ)るものがあるからが一番多いでしょう。

店の看板と同じような色や形の他の看板などがあると、

いっしょになってしまい見えなくなります

(これは「視界融合」と呼ばれる心理現象です)。

 

また、有名なブランドの看板や大きな看板があるため観察店舗が

まったく目立たず見えないということも起きます(同、「視界退行」です)。

新宿の店

 ④動線視界性

 

複数のTGがあると必ずそのTG同士の間に、

人々が行動する経路(線)ができます。

 

それが「動線」です。

TGを3ヶ所選んでいますので、

動線も3つできます。

これらの動線上を歩く人々が、店舗がどのように見えるかをチェックします。

 

⑤記憶容易性

 

TGは強くないけれど繁盛する店があるとしたら、

この記憶容易性が高いことが考えられます。

 

どんなに商品やサービスが良くても、

お客さまが店に辿りつかなければ繁盛しません。

 

店に辿りつくには、店までの行き方が分からなければなりませんし、

記憶できなければなりません。

 

また、

店の良い噂を聞きつけた別の人は、

どのように行けばよいかをも理解できなければいけません。

 

これを容易にするのが、地理上の目印=ランドマークです。

 

さらに、「○○駅の東口に出て、吉野家のある角を右に入って3番目の角地」

というように場所の説明がかんたんにできることです。

この文章を考えてみて書けるようであれば、説明しやすいことになります

 

 ⑥店の間口や諸条件

 

入り口が狭いことは、どんな商売にとっても困りものです。

2階や地階もそうです。

鉄道や工事で騒音や振動があったり、日中は西日が入って眩しかったり、

店前を大型車両が通るため歩行が危なかったり、段差があって店に入りづらかったりするのも問題です

反対に、コンビニのように外から店内を見通せたり、

角地にあって3方向から来られたりするのはプラスです。

 

 

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