店長に運営させたくない店舗立地ワースト5 連載113-3

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店長に運営させたくない店舗立地ワースト5 連載113-3

店長の立地,立地について,飲食店経営

2021/05/28 店長に運営させたくない店舗立地ワースト5 連載113-3

4)周りが競合店だらけの店

 

競合店といえど、

切磋琢磨し合えるうちは良いのですが、

自社を含めて4店以上の同業店が

至近距離に出店しているとなると、

これは問題です。

 

競合店の弱点と

それに対応する自店の長所を見出し、

販売促進を積極的に仕掛けていくのも

相手がせいぜい1店か2店までです。

 

相手が3店ともなると打つ手がなくなるでしょう。

 

互いに営業コンセプトが

微妙に違っている程度で、

それを強く差別化して

お客さまに訴えていくのは困難です。

 

ちなみ、

同業店が2店になると、

その立地でのマーケット(人々の需要)は1.4倍になります。

 

そのマーケットを2店で2分しますので、

「競争力」が同じなら

互いに売上は、

1店舗しかなかった時の

0.7倍になります。

 

つまり、

2店舗は互いに30%の売上ダウンが生じます。

 

これが3店舗になると、

マーケットは1.7倍ですので、

1店舗は同様に0.57になり、

4店舗になるとマーケットは2倍になりますが、

各店は0.5と半分になってしまいます。

 

これでは損益分岐点を下回った売上げにならざるを得ず、

お互い共倒れしてしまうのです。

 

図5 同業店が増えるにつれて、減る売上げ

5 同業店が増えるにつれて、減る売上げ

5)3重苦の店、最悪の店

 

これは上記の(1)から(2)が

2つ以上複合したような場合です。

 

店が見えないし入れない。

店が見えないし、

狭い。

 

これは6通りあります。

これならどんな店長でも頑張れます。

 

問題は、

「店が見えないし、入れないし、狭い」

という3重苦の店が4通りあります。

 

そして、

「店が見えないし、入れないし、狭くて競合店だらけ」

という最悪の店です。

 

 

この5通りは、

とても並の店長ではかないませんし、

そもそも出店してはいけません。

 

もし、

今の時点で、

売れない、人がいない、活気がない、楽しくない

と感じたらどれかに該当している可能性があります。

 

立地3重苦以上の店

6 店長に運営させたくないのは立地3重苦以上の店

 

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