店長に運営させたくない店舗立地ワースト5 連載113-2

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店長に運営させたくない店舗立地ワースト5 連載113-2

店長の立地,立地について,飲食店経営

2021/05/26 店長に運営させたくない店舗立地ワースト5 連載113-2

2)入れない店

 

入れない店がよくあります。

 

出入口があるから物理的に入れるはずの店であっても

入れない店もあります。

 

それは心理的なものです。

 

たとえば、

怪しい雰囲気のある店には近寄ることさえしません。

 

もちろん、

信頼のおける友人らがいてくれたり、

酒に酔っていたりして

正常な判断ができなくなっているなら別です。

 

間口が狭い

3 狭すぎる間口は、見えないばかりか入りにくくする

 

ふつうは、

怪しいファサード(間口デザイン)の店、

暗がりの店、

看板があっても何屋かわからない店、

急な階段になっている店、

見知らぬ人が回りにたむろしている店、

・・・こうした店に人は入りません。

 

そして、

もちろん、

物理的に入れないような入口では入りようがありません。

 

入口にビール瓶の空き箱が詰まれていたり、

たくさんの放置自転車に取り囲まれていたり、

狭い廊下や別の店の中を通り抜ける必要がある店です。

 

あなたの店の入口をよーく確認してください。

 

図4 物理的に入れなくする放置自転車

4 物理的に入れなくする放置自転車

 

3)狭い店

 

確かに1坪や2坪ときわめて狭い店があるのは事実です。

 

しかし、

本来なら最低でも15坪~20坪の標準的な広さで

出店している業種業態の店が

1坪とか2坪で営業するとなると事情は大きく変わってきます。

 

何であれ売り方がまったく異なるので、

通常のオペレーションでは不可能になるからです。

 

それに、

人数配置が全く違います。

 

通常の店なら複数のスタッフで多い時には

10人ほどのチームワークが不可欠な飲食店であっても、

1坪2坪では1人か2人でしょう。

 

もちろん立地も大きく異なります。

1坪2坪で店を出せるのは、

大きな流入のある繁華街の1等地しかありません。

 

一方で、

やや狭い程度の広さでありながら、

厨房や客席の配置の拙さのために

多くのお客さまにじゅうぶんなサービスができない店もあります。

 

こうした場合、

多くのお客さまが重なった時間に

そのお客さまを帰してしまうことが頻繁に起きます。

 

すると、

「あそこは何時行っても入れない」

という不満が蓄積していくことになり、

気が付いたときには

お客さまの多くが離客してしまったというようなことが起きます。

 

来店してくれたお客さまのほとんどに

サービスが行き渡る広さ、

客席の余裕がなければなりません。

 

 

 

 

 

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