なぜか繁盛店が撤退してしまう本当の理由 連載98-2

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なぜか繁盛店が撤退してしまう本当の理由 連載98-2

店長の立地,開店・閉店,飲食店経営

2021/04/10 なぜか繁盛店が撤退してしまう本当の理由 連載98-2

昔から、

「飲食業、家賃は3日で回収する」

と言われていますから、

家賃は売り上げの10%以内に抑えるのが良いのです。

月商が700万円なら月家賃は70万円までです。

それなのに、月家賃を100万円も出していたら、経営はギリギリになり、コストを削ることばかり優先しがちになります。

オペレーションは雑になり、店のQSCの水準が落ち始め、客足が少しずつ遠のいていく。

するとますますコスト削減に向かう悪循環が始まります。

そして、商圏内に同業店がオープンするなどをきっかけにして、一気に不振店に変わる。

それで撤退するのです。

そもそも、なぜ高い家賃で契約してしまったのでしょう。

家賃は、店舗経営における仕入れコスト、人件費の次に大きい経費負担であり、しかも、これは一度受け入れてしまう(契約する)と、変更が利かない“固定費”です。

この額は最初の交渉で抑えるだけ抑えておかないと、売上がギリギリになったとき店の経営を大きく圧迫してしまう厄介なものです。

とはいえ、開店前の売上予測が甘かったのかもしれません。家賃が相当高額なので、売上予測値も高く設定するという本末を転倒したやり方さえある始末です。

こうしたやり方を会社がいったん認めてしまうと、次のようなことも起きます。

 

 

 

ケース3 売上は自他共に認める繁盛店だったが閉店した

こうなると、どうしようもありません。

店長も身を粉にして頑張っているのに、利益が出ず赤字続き。

これほど悔しいことはありませんよね。

こういう店の場合、家賃は売上の20%近くあることでしょう。

それほど破格な賃料を認めてしまったというところに、一番の問題があるわけです。

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写真

飲食業ではないが、交差点からの視界もよく、好立地なのにもかかわらず撤退を決めた最近の店舗。店の従業員でさえかなり戸惑っている様子だった。

 

 

 

 

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