商売の本分は“お客が喜んでくれること

「遊び」の要素が加えられた商業施設は、
「最強のTG」だという話をしました。

実は、これは、TGばかりのことではありません。
お店もそうです。
飲食店を「飲む・食べるところ」とだけ、思っていたら、それっきりです。

そこに、「楽しく飲む。楽しく食べる」の「楽しく」があればなお一層、繁盛要因が増えます。

「楽しく話す」でも良いし、「楽しく過ごす」でも良い。
「楽しい雰囲気」、「ウキウキしてくる雰囲気や内装、外装」でも良い。
「楽しいイベント」、「楽しい人達が集まってくる」でも良い。

ただし、狙っている客層によって、その「楽しい」ことの中身はまったく異なってきます。
いかに明るくウキウキしたBGMを流して「若い人達」には楽しい雰囲気だったとしても、「年配の人達」には、単に騒々しいだけかもしれません。

ですから「遊びの要素」と言っても、目指す商売によって千差万別なわけです。
もし、若い人々を対象にしているなら、その人達が「楽しい」と感じる「遊び」が大事です。
それは、いわゆるアミューズメント施設かもしれませんし、壁に貼られた「芸能人の色紙」や壁紙・絵画であるかもしれません。

これを機会に、ターゲットにしている顧客が「楽しい」と感じてくれるものが何であるか、再度考えてみるのはどうでしょう。

その「遊び」部分が、来店目的の一つとして増えれば、立地上やや難があるお店でも、それを乗り越えることができる。
そして、さらに繁盛することができる。
そう考えれば良いのです。

立地は軽視しないが、頼りきらない。
やはり、商売の本分は“お客が喜んでくれる商品・サービス”を提供することなのです。

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