誰も手を出さない立地が実は優等立地になる事情 連載101-1

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誰も手を出さない立地が実は優等立地になる事情 連載101-1

店長の立地,店舗営業,飲食店経営

2021/04/18 誰も手を出さない立地が実は優等立地になる事情 連載101-1

多店舗を展開している企業にとって、繁盛店を出すことよりも、

いかに不振店を出さないようにすることのほうが、実は大事なことです。

 

ですから、“予期した通りには売れなかった”場合に、備えて、

その物件の家賃を極力抑えようとします。

 

家賃は安ければ安いほど良いと思い込んでいるフシもあります。

しかし、こういうような探し方がまた危険な結果に繋がるのです。

 

本当は、月商900万円以上の店をオープンさせたいが、

たいてい500万円行くのがやっとのことだから、

 

家賃はその額面の10%、つまり50万円で押えたい。

そこで、家賃50万円の物件が見つかると、

あまり後先を考えず契約してしまう。

 

しかし、売上は500万円どころか200万円も覚束ない結果になる。

 

家賃比率は25%にもなって

 

最悪の不振店になってにっちもさっちも行かなくなる。

 

「安価な賃料優先」で物件を探し、選び、契約してしまうと末路は悲惨です。

 

もちろん、こうした物件を仲介する業者もプロですから、

「この立地はちょっと難しいかもしれない」

と思い、それなりの注意もしたかもしれません。

 

家賃が低くなる最大の理由は、

「人気がない」ことです。

人気がなければ、半年も1年も借り手が現れません。

 

この人気がない理由はいろいろあるのですが、

ベスト4を挙げるとすると、

 

「①店前通行人・通行車両が少ない、

②駅から離れている、

1階ではなく、地階や2階以上の物件、

④ブランド力のある店が撤退した」

です。

 

逆に言えば、

通行人が多くて

駅に近い1階路面店なら

 

「人気がある」ので家賃は高くなります。

 

これらは、目に見える「立地の良さ」なので誰もが同じように思うからです。

家賃の高さは、人気の高さに比例します。

人気のラーメン店

写真1 路地裏で一日中行列の絶えないラーメン店

 

 

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