普通よりやや上のレベルの商店街、中域マーケット

売上予測 30年の実績

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普通よりやや上のレベルの商店街、中域マーケット

立地について,店舗開発

2019/06/29 普通よりやや上のレベルの商店街、中域マーケット

 

第3は、中域マーケットです。
これは、普通よりやや上のレベルの商店街。
しかし、外からの流入も望まれるマーケット。さほど大きくはないが、スーパーマーケットやディスカウントショップも出店していたりする。
この地域の最低基準は、小売にして年間200億円以上あること。1店当たり年商1億円なら200軒以上の商店数、5000万円なら400軒以上。
けっこうハードルは高い。
このマーケットで注意すべきは、1にも2にも立地。立地を数十メートル間違えただけで、売上げは半減します。

第4は、リトルマーケット。
ほとんどの商店街、商店集落はこれに属します。日本の99.9パーセントはこのリトルマーケット。
外からの流入はなく、むしろ流出気味で、地元での購買より、どこか他の地域やショッピングセンターに出掛けて購買している。
したがって、購買人口(年間小売販売額÷110万円)が、住民の人口を下回っている。
こういうマーケットは、ベストで出店することはもちろんだが、それ以上に、ほとんどの場合1業種1店しか成立しない。今のところ例外は、ファストフードとコンビニエンスストアくらいだ。ほかは、どんどん潰れていく。

小売

 

今まで、マーケットは以上の4つだった。この4つでたいていの商店街などを評価することができたし、売上予測も容易に行うことができました。
が、欠点があった。マーケットという概念が、郊外ロードサイド、車ドライバーをメインの顧客対象とする立地ではなかなか当てはまらないという欠点。
この欠点は長いこと、私や立地を研究する者を悩ませてきました。
ところが、最近、新たなマーケットの概念が見つかり、これが今までの理論の限界を打ち破る可能性を秘めていることもわかりました。

 

 

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