利益の出る売上、利益の出ない売上を分ける出店戦略。撤退も速いほど良い。

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利益の出る売上、利益の出ない売上を分ける出店戦略。撤退も速いほど良い。

出店戦略

2017/12/24 利益の出る売上、利益の出ない売上を分ける出店戦略。撤退も速いほど良い。

利益の出る売上、利益の出ない売上を分ける出店戦略

 

売上が損益分岐点を越えれば、利益が出る。越えなければ利益は出ない。

損益分岐点が高ければ、利益は出にくい。一所懸命、売上を上げる努力がいる。

 

中でも、固定費。一度決まってしまったら当分の間変えることができない経費。

売上があろうとなかろうと出ていく出費。

その最大の項目は、言わずと知れた「家賃」である。

 

3年契約であれば3年は変えられない。5年なら5年、10年なら10年。

 

開店したは良いが、売上予測を失敗して、実績売上げが損益分岐点を越えられない。

だからといって、家賃という固定費は変わらない。

いきおい、同じ固定費に計上される「社員の人件費」をいじるしかなくなる。

固定費には他にもいろいろあるのだが、例えば「減価償却費」。でも、これは変えられない。

変えられないから固定費。

 

そうなると、社員が減らされると、店の戦力が減るのだから、下手をすると売上げまで落ちる。

ますます、赤字は増える。

 

正しい解決方法は売上でも、社員を削ることでもない。

 

解約金を払ってでも、撤退することである。

このほうが、ズルズル営業を続けて赤字を累積させるよりも、安く済むこともある。

しっかり、計算すれば、自ずと分かること。

 

あのマクドナルドの社長(故藤田田)は、オープンして2日間(土日)の売上をみただけで。月曜の朝の会議で「解約条件はなんや?」と叫んだ。

しかし、東京調査部のヘッド、S.H.氏が「社長、ここはこれから伸びていきますよ」と言ってしまったために、それから5年以上、ズルズルと営業を続けた。

上野にあったアメヤ横丁店だ。もちろん、今は閉店している。マクドナルドにしてから、こんな調子である。

 

新店の売上と利益を、予測することも大事だが、

撤退すべきかどうかを、きっちり予測しないと、売上も利益もどん底になる。

 

 

ameya-yokochou

 

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