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立地を顧みぬ大量出店は失敗する-3 マクドナルド大量出店の大失敗はなぜ起きたか?
当時の経常利益は、 売上げ全体の3%から5%くらいのものだったからです。 それなのに、そこからさらに5%もなくなったら・・・・ 利益は、完全に吹っ飛んでしまうのは明らかでした。
そういうことで、一計を講じたのが、 「年間500出店」という戦略だったのです。
何が何でも500店。
たとえ既存店と競合しても、 売上げが思うように取れなくても、出店する。 そのような大号令が出ました。
なぜならば・・・・
1店あたりの売上が減っても、 店舗数そして全体の売上さえ増やせば、 ロイヤリティー・フィーの率を上げなくても、 アメリカの本社が受け取る額が増えるからです。
「今のままでもより多くのお金を渡せるようにするから、 ロイヤリティー・フィー自体はこのままにしてくれ」 というのが、日本側の主張だったわけです。 そうすることで、全体の利益の確保もできます。
そして、それを主張しただけでなく、 実際に年間500店、出店していってしまいます。
具体的にどうやったかというと・・・・ いわゆる、「サテライト店」と呼ばれる形態の店舗を、 どんどん作っていきました。
「サテライト」とは「衛星」という意味です。 つまり、本格的な設備の店舗を作らないで、 元々ある店舗の近くに、衛星のように新店を出していったのです。
スーパーや駅、ビルの一角に、 まるで出店(でみせ)のようにして作る・・・・
そしてその人員は、その元々近くにあるお店から調達するのです。 つまり、その元々のお店から、サテライト店へ、 店長やそれ以外の社員、アルバイトなどを送るようなやり方をしました。
これなら確かに、 初期投資が普通より格段に少なくて済みます。
(元々ある店舗を「トラディショナル」と呼びます)
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当時の経常利益は、 売上げ全体の3%から5%くらいのものだったからです。
それなのに、そこからさらに5%もなくなったら・・・・
利益は、完全に吹っ飛んでしまうのは明らかでした。
そういうことで、一計を講じたのが、
「年間500出店」という戦略だったのです。
何が何でも500店。
たとえ既存店と競合しても、
売上げが思うように取れなくても、出店する。
そのような大号令が出ました。
なぜならば・・・・
1店あたりの売上が減っても、
店舗数そして全体の売上さえ増やせば、
ロイヤリティー・フィーの率を上げなくても、
アメリカの本社が受け取る額が増えるからです。
「今のままでもより多くのお金を渡せるようにするから、
ロイヤリティー・フィー自体はこのままにしてくれ」
というのが、日本側の主張だったわけです。
そうすることで、全体の利益の確保もできます。
そして、それを主張しただけでなく、
実際に年間500店、出店していってしまいます。
具体的にどうやったかというと・・・・
いわゆる、「サテライト店」と呼ばれる形態の店舗を、
どんどん作っていきました。
「サテライト」とは「衛星」という意味です。
つまり、本格的な設備の店舗を作らないで、
元々ある店舗の近くに、衛星のように新店を出していったのです。
スーパーや駅、ビルの一角に、
まるで出店(でみせ)のようにして作る・・・・
そしてその人員は、その元々近くにあるお店から調達するのです。
つまり、その元々のお店から、サテライト店へ、
店長やそれ以外の社員、アルバイトなどを送るようなやり方をしました。
これなら確かに、 初期投資が普通より格段に少なくて済みます。
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