売上予測の回帰分析を実行する手順

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売上予測の回帰分析を実行する手順

売上予測

2020/09/27 売上予測の回帰分析を実行する手順

売上予測の回帰分析は、次の手順で行う。

 

手順1.目的変数を揃える。

売上予測のためにモデルを作るには、まず最初に、目的変数(または、「従属変数」と呼ぶ)を整備しなければならない。

よく使うのは、月商ベースの売上である。もちろん、年商や日販でも良いのだが、月商がお勧めである。

これを、万円単位で用意する。

ただし、注意点がある。月商は、月によって変動している。だから、1年間の合計月商を12で割れば良いのだが、実はこれだけではいけない。

例えば、ある月を境に、急に月商が下がっていたり、上がっていたりしているような場合、最近に近い方の平均値を求める必要がある。

競合店の新たな出現や、TGの発生などが考えられるからである。

こうして、回帰分析に目的変数として、売上を整備することが第一である。

 

手順2.次は、説明変数を複数揃える。

説明変数は、2要因以上用いるのが、重回帰分析の「重」の意味である。

例えば、客席数とか、店舗面積などは、店舗規模という観点から、ほとんど同じ変数と考える。

この上に、営業月数とか、開店時刻というような営業状況という観点で調べ、揃える。

さらに、商圏情報や立地データを用意するわけである。

 

どのくらい揃えれば良いというようなことはない。10項目では少なすぎる。100項目でも良いし、1000項目でも良い。

 

手順3.マトリクス(表)を作る

データがある程度揃ったら、これを、表計算シートで、回帰分析のためのマトリクスにして整頓する。

目的変数には1列用意する。

説明変数には、10列用意する。

 

説明変数には、1000項目ある説明変数の中から、10項目まで選んで(参照して)、表示できるようにしておくと良い。

VLOOKUP関数が役に立つ。

 

回帰分析 エクセル

 

 

手順4.エクセルの分析ツールにある「回帰分析」を起動させる。

エクセルの最上段の「ツール」をクリックし表示されたところで、右の端に表示される「データ分析」をクリックする。

すると、小さなウィンドウが表示されるので、その中の「回帰分析」を選択して、OKをクリックする。

エクセルの分析ツールが、見当たらない場合、アドインの追加をしておく必要がある。

 

手順5.yの範囲、xの範囲を選択する。

エクセル表に作った目的変数を「入力Y範囲」に指定し、説明変数を「入力X範囲」に指定する。

この際、列の見出しが記入されているセルを含めて指定するようにする。そして、「ラベル」にチェックを入れる。

 

手順6.重回帰分析の実行

最後に、「OK」をクリックすると、重回帰分析が実行される。新規のワークシートに、重 回帰分析の結果が出る。

 

以上がエクセル上で、売上予測の回帰分析が実行されるまでの手順である。

 

ただし、このやり方には大きな欠点がある。重回帰分析をするたびに、シートが1枚づつ増えると言う点である。

通常、売上予測モデルが完成するまで、重回帰分析は、数百回くらい行う。ということは、シートが数百枚作られるということだ。

これでは、分析が混乱する。

 

何回重回帰分析をしようと、つねに1枚のシートのままであるというのがベストであるが、これを実現したのが、弊社が提供する「エクセル重回帰」である。

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