起業の売上予測は類似店を使う

起業の売上予測はどうしたら良いか。

起業するのであるから、既存店はない。したがって、既存店の実績を元にした売上予測は、重回帰分析をふくめ、使うことができないと思うかもしれない。

しかし、工夫をすればできないことはない。

類似店の既存店データを集めれば良いのだ。

類似店とは、商売のターゲット層が同じであって、かつ、商品が似通っており、売り方も似ているか同一であれば良い。

例えば、子供向けの商品を売るなら、おもちゃ屋さんをサンプルにすればよい。

いずれにせよ、そうした類似店が見つかったら、その店の出入り人数をカウントする。

そして、客数、ないし、売上の実績データを集めることだ。

こうして、２０～３０店分のサンプルを得ることで、重回帰分析ができるようになる。