店舗開発と売上予測のキモは、柔軟に考えること

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店舗開発と売上予測のキモは、柔軟に考えること

立地について

2019/07/21 店舗開発と売上予測のキモは、柔軟に考えること

さて、前回はまた、立地の基本ということで、3つの重要な観点について書きました。

 

1つ目は、「立地を考えることは、人間を考えること」だということです。
言い換えると「人間の心理や行動原理について考えること」です。

 
2つ目は、当然のことですが、ほかのマーケティングと異なり「現実の地理条件についての考察が必要」ということです。
これを言い換えると
「店と店以外の背景についての関係性を理解すること」でもあります。

 

 
そして、3つ目は、「物事を柔軟に考えること」です。
一見すると矛盾して思えることでも、実は同じことを現している面がある。
こういう秘密を見つけ出すのには、「柔軟性」が必要です。

 

とりわけ、この3つ目のことができず、どうしても考えを変えることができない人がいます。

 

「TG(ティージーと呼びます。トラフィックジェネレーター=交通発生源のこと)の近くなら必ず優良立地だ」とか「同業店があると必ず自店舗の売上は下がってしまう」とか
思い込んでしまっているのは、その典型です。

 

 

 

しかし、立地の現象について冷静に観察してみると、そうした「思い込み常識」に反することが多々あることがわかるのです。

 

 

大型商業施設(TGの一種)が店のすぐ近くに出店した途端、売上が3割も減少してしまった。
あるいは、同業店がオープンした途端、自店舗の売上が20%も向上した。
そういった事例が現にあります。

 

 

どうして、こうしたことが起きるのでしょう。

 

 

たとえば、 TGについてはこう説明することができます。
今までは、TGが無かったため、多くのお客さんはいろいろな方向から満遍なく来店してくれていた。
ところが、TGができるとお客さんの日常行動に変化が生じ、店よりTGを挟んで遠い側に住んでいた人たちは、わざわざそのTGを超えてまで来店する必要がなくなった。
だから、売上は下がってしまった。

 

 

また、同業店の出現による自店舗の売上アップの場合はこうです。

 

TG

 

 

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