売上計画書を作成するための見本を作っておく。

「売上計画書を作っておいてね」などと素っ気なく大事なことを言い放つ。

そういういい加減な上司はどこにでもいるものだ。

もちろん、管理職としては無様なやり方である。

売上予測計画書は、会社にとって、もっとも重要な書類に属する。

これが、各店舗から上がって来なければ、直営店全体の予算管理はままならない。

なぜ、売上計画書の見本を作っておかないのだろうか？

そのたびごとに、新しい店長にトレーニングしなければならないのだろうか？

店舗で、売上計画書を作るということは、その見本もとうぜん上司：スーパーバイザーやエリアマネージャーを

用意してあげなければならない。

１店舗に一冊、書き方見本、マニュアルをおいておくのも良い。

もちろん、店長が、そのマニュアルを読んだだけで売上計画書を書けるわけがない。

よほど数字に強くないと難しい。

だから、見本、売上計画書の見本があったとしても、上司はきちんと店長と話し合わなければならない。

本部が一律に、売上予算を作ってしまうという企業もあるようだが、あまり勧められない。

なぜなら、人は命令されて動くよりも、自分がモチベーションをもって動く方がはるかに生産性が高まるからである。

売上計画書を記入するというのは、店長にとってひじょうにモチベーションが上がるものでなければならない。

けっして、ややこしい、面倒くさい仕事を押し付けられたと思わせてはいけない。

なぜ、店で売上計画書を見本を見ながら、店長が記載する必要があるのか、よくよく店長に言って聞かせる必要がある。

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