埼玉、立地の問題が改善可能-1

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埼玉、立地の問題が改善可能-1

店舗営業,立地について,視界性・看板,飲食店経営

2018/07/01 埼玉、立地の問題が改善可能-1

—埼玉、立地の問題が改善可能か—埼玉、立地の問題が改善可能か—

よく店舗の業績が落ちたりすると、すぐに「うちは立地が悪いから」とか「競合店があるから」と立地のせいにする店長さんがいますが、これは間違いです。

立地を問題にする前に、店の営業力を振り返ることが正しい順番です。

 

お客に提供する商品やサービスの質が落ちていないか、お客にFUNや喜び、感動を与えることができているか、お客に正しく早くお得な情報を伝えているか、こうした「営業力、販売促進力」を振り返ってみることが一番です。


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しかし、営業力等に何の問題も落ち度もないということがあります。

ここにきて初めて、“立地”を問題にするべきでしょう。

 

では、問題とすべき立地の内容はどんなことでしょう。


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その第一は、視界性評価です。

 

要するに、「店が見えなくなっている」ことが問題なのです。目的来店のお客ならば、多少見えなくても店を探し出してやってきてくれるでしょう。しかし、そうではないお客、たまたま通りがかったお客とか、二度目にやってこられたお客は違います。店が少しでも見えなくなると、来てくれなくなるのです。

ですから、これは大問題です。駅から降りてくる、TGのスーパーマーケットや学校から向かってくるとき、お客はあなたの店を「知覚」してくれるでしょうか?街路樹や道路標識、停車中のバスや電柱、街や道路沿いには、視界障害となる要因がたくさんあります。

また、視界融合と言って、同系色の色や形の看板や構造物があると、人は余程違った色や形でもない限り、“見えなくなってしまう”ことがあります。

さらに、視界退行と言って、見せたい看板よりも、強い印象の看板や建物、造形物や景色がそばにあると、これまた見えなくなってしまうのです。これを「ハロー効果」とも言います。


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図1

「すき家」が出店する前。2Fのテナントが存在を強くアピールしているために、1Fが目立たないおそれがあった。

 

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図2

「すき家」が出店した後。2Fのテナントが霞んでしまうほど、しっかりと看板を掲出してある。

 

 

あなたは、いつも視界性評価をチェックしておかなければなりません。中には、良かれと思ってたくさん立ててあった「のぼり旗」があるために、肝心の店や看板が隠れてまったく見えなくなってしまったというような笑えない話しもあるくらいです。売上向上させようとして、減らしてしまっては元も子もないですね。

 

 

立地改善の第二は、TGと動線です。

店舗の位置が、TGTGTGを結ぶ動線を行く人々からわかるようにすることです。

(以下後半に続く)

 

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私は、立地と高精度/売上予測で「不振店」を根絶します。
有)ソルブ(StoreOpeningRiskBusters) 林原安徳
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