安価な電子地図に「集計ソフト」を合体させれば良いんだ。統計てきめん 裏話(3)

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安価な電子地図に「集計ソフト」を合体させれば良いんだ。統計てきめん 裏話(3)

統計てきめん2プレミア

2018/03/03 安価な電子地図に「集計ソフト」を合体させれば良いんだ。統計てきめん 裏話(3)

日本マクドナルド社で、林原が企画立案して、完成した商圏分析ソフトPDSSは、当時のパソコンやHDDの性能の低さも手伝って、とうていシャキシャキと扱えるものではなかった。

ところが、このPDSSに似た商圏分析ソフトが、G社から発売された。地図はもちろんのこと、国勢調査(最新版)や商業統計もセットで130万円ほどだったから、会社として使うには決して高くない投資として購入した。

 

しかし、この商圏分析ソフトは、地図の描画自体がのっそりのっそりでイライラするものであった。ただ、専門家や研究者としては使い勝手がある奥深さがあった。自分で簡単なマクロ(プログラム)を組むこともできたから、ちょっとした自動計算をさせる仕組みを持たせることができた。

 

1995年頃、パソコンのソフトウェアをひじょうに速く動かせる技術が生まれた。

そのお蔭で、電子地図なるソフトウェアが発達した。先行したのは、ゼンリン社の電子地図帳Zi1であった。その後も他の会社の地図もきわめて速く動くようになった。しかも、昭文社にいたっては、自社の地図を最大限動かせる開発者向けの言語(MappleX)まで販売し始めた。

 

「これだ!!」と私は心の中で叫んだ。

それまでは、「地図をどうやったら扱えるか」という点でずっと悩んでいたからだ。

仕方がないので、地図の中心座標をゼンリン社の電子地図帳Ziからコピーして来て、その範囲を1km圏、2km圏のように集計していたからだ。

ユーザーから「使いにくい」という意見をたくさんいただいた。

 

そこに出たのが、この昭文社の地図エンジン「MappleX」だ。

それまで、単なる集計ソフトであった「統計てきめん」を、地図と連動して動かせる「統計てきめん2プレミア」に大幅なバージョンアップを完工した。

それが2008年11月。いまから約10年前のことだ。

 

発売して、半年後、思わぬ出来事に凍り付く・・・・

smd15これはスーパーマップルデジタル。この地図を動かしているエンジンが、MappleXだった(当時)。

 

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