行動ベクトルを見極めることで、立地の良否は決まる。連載16-2

立地をマクドナルドのように成功させます

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行動ベクトルを見極めることで、立地の良否は決まる。連載16-2

店長の立地,出店戦略,飲食店経営

2021/02/15 行動ベクトルを見極めることで、立地の良否は決まる。連載16-2

じぶん一人で動くばかりでなく、もらったチラシに書いてあった地図を思い出して、その通りを歩いてみたり、あるいは、同僚や先輩といっしょに、まったく初めての店に行ってみたり。

こうやって、わずかかもしれませんが、人々の多くは、自分の行動範囲を変えたりします。

 

しかし、どんな新しい場所であっても、それが自分のふだんの生活とかけ離れたところだったら、あまり簡単に日常行動を変えたりしませんね。ここがポイントです。

そうです。逆に言えば、日常の行動ベクトルに沿っているなら、容易にルートを変更できるのです。

 

今までは、近いからという理由だけでルートをとっていたが、別のルートだとコンビニの前を通ることができて便利だから、通勤ルートを変えた。そんなような経験は誰にでもありますね。

 

 

そうです。ですからこの原理を立地に当てはめるのです。

とりわけ商品やサービスに自信があるお店なら試すだけの価値があると思います。

 

例えば、図1のように、「人々が住んでいる地区」から、鉄道駅のほうに、行動ベクトルがあるとします。そこで、自然に形成される動線は、図2の動線Aになります。人々は「大きな通り」があるとその通りを優先して通ろうという無意識な行動が生まれるからです。

 

行動ベクトル

 

そして、この同じような道路沿いで、店舗候補として、物件Pと物件Qがあったとします。

 

どちらのほうが良い立地と言えるでしょうか。

 

一見すると、いずれの物件も、人々が自然に形成した動線Aに沿っていません。ですから、いずれの店前通行量は少ないでしょうから、いずれも良くない立地と判断するのが妥当です。

 

しかし、それでも、物件Qのほうは駅に近いので、こちらを良いと判断する人がいるかもしれません。

 

 

これを行動ベクトルに当てはめて考えるとどうなるでしょうか。物件Pは、簡単に人々の動線を変化させることができますね。それは、動線Aを行ったときと道のり距離がいっしょだからです。

 

これとは異なり物件Qのほうは、折り返して戻ってくる分だけ道のり距離が長くなってしまいます。

つまり、こういった状況の時は、物件PのほうがQよりも立地が良いことになります。

 

たとえ店ができる前に、ほとんど通行量がないような場合でもそれは言えます。あなたの店の商品とサービスが人々を惹き付けるようなものである限り、物件Pで繁盛することは可能なのです。

 

立地は通行量がすべてではないと言われる所以の一つでもあります。

 

 

 

 

行動ベクトルを見極めることで、立地の良否は決まる。連載16-3 へ続く

 

 

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