商圏設定1 お客さんに見せる地図を作ります

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商圏設定1 お客さんに見せる地図を作ります

立地について,商圏

2019/06/07 商圏設定1 お客さんに見せる地図を作ります


今回は、「統計てきめん2プレミア(以下、『てきめん』と略します)」を既に手に入れて下さった人でも、即実践的に使えることを書きたいと思います。

そして、前回からの流れで、「商圏」についてです。

前回は、「商圏の広さ」ということを書きました。

商圏は、都会でせいぜい1km。ローカルな地域で、ロードサイド立地だとしても、2kmから3kmと書きました。
主に、これらは、飲食店や小型の小売店(店面積10坪~50坪)に当てはまることです。しかし、300坪あるからといって、そんなに商圏が広がるかというとそうでもない。
調査してみると、やはり2、3kmが多い。

繰り返しになってしまいますが、「商圏」について、「その地域の世帯数、または人口の3%ないし5%以上の住民が月に1度以上来店する」ことが「商圏内」であることの条件です。

決して、「誰でも良いから、1人でも、来店してくれている範囲」ではありません。
それでは、東京にある店に、たまたま北海道の住所の人が来てくれていたら、北海道も商圏内ということになってしまいます。それでは、何のための商圏か、ということになってしまいますね。
「商圏」というのは、より、実践的な用語です。
決して、「北海道からもお客さんが来てくれてるんですよ」と自慢するための用語ではありません。

ある一定以上の「人数」が来ている地域でなければ、その地域を「商圏内」とは言いません。
例えば、あるメッシュの人口が1000人いたとして、5%といえば50人。
(毎日1人来店していれば、そこは、「商圏内」ということになります。)

ここで重要なのは、この「5%」という数字です。
統計学的に証明されていることがあります。5%以上のシェアがあるということは、「95%以上の確率で、偶然ではない」ということです。

もっと砕けた言い方をすると、100-5=95、そうです、残り95%の人達も、全員、いつでもその店のお客になる「可能性」があるということです。
つまり、「お客様予備軍」がどれだけいるかということを知ることができるのです。

では、この商圏をどうやって、「知る」のか?あるいは、「決める」のか?

この「決め方」が今回のテーマです。

アンケート地図

調べたいお店を「てきめん」の中心に持ってきます。
すると、自動集計されて、メッシュ線とともに、色分けがなされますね。

ステップ1
まず、地図を作りましょう。
上下の高さを6kmにします。中域図という地図になります。
そして、グリッド表示するのは、メッシュ線と地図だけにします。
次に、これを印刷します。

ステップ2
ちょっと、地図を加工します。と言っても、アルファベットと数字を書くだけです。
メッシュの升目のどれがどれだかわかるようにするためです。
印刷した地図の上に、左から右に1、2、3、・・と記入します。
地図の左側に、上から下に、A、B、C、・・と記入します。

 

 

 

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