東京都港区南青山2-2-15
商圏設定2 調査して住民浸透度係数を算出します
ステップ3 さて、調査の開始です。 4日間に分けて調査しましょう。木・金・土・日が良いでしょう。 木・金曜日に50人ずつ100人、 土・日曜日に100人ずつ200人合計300人のお客様から、その住所を聞きます。
300人と聞いて、「えー?そんなに多くないとだめなの?」 と思いましたか。そうです。これだけはサンプル数として必要です。
調査の仕方ですが、次のようなトークで行きます。 「いらっしゃいませ、お客様。ただいま少々調査を行っております。お客様の住所を 記号と番号で答えていただくだけでございます。ご協力いただけますか?」 これで、「B-4」とか「D-8」のように、答えていただきます。 答えは「正」の字で書いていくとよいでしょう。
ステップ4 調査が終わったら、集計ですが、これは既に、「正」の字で書いてあるので、簡単ですね。
ステップ5 住民浸透度係数の算出 「てきめん」には、メッシュの情報(人口等のデータ)をコピーする機能が付いています。そこで、地図を作るときに使ったメッシュをもう一度再現してください。 それができたら、人口男(2005年)と人口女(2005年)を合計し、その[合計]をクリックしておきます。 上のメニューから、[情報]->[グリッドデータのコピー]->[グリッド表示通りにコピー]の順に選ぶと、人口(男女計)がコピーできますので、これをエクセル表に貼り付けましょう。 その横に、同じように表を作り、ステップ4の結果を、升目(メッシュ)毎に記入しておきましょう(メッシュ別人数)。 さらに、その横に、サラの表を作ります。 ここに、計算式を書きます。 例えば、「=+Z4*2400/300/A4」のようにです。これが[住民浸透度係数]です。 A4は、メッシュの人口が入っているセルで、Z4は上の「メッシュ別人数」です。 「2400」とあるのは、1ヶ月の来店客数です。300は、調査人数の合計です。 もちろん、これらは架空の数字ですから、実際の数字に変えてください。
仮に、Z4が「4」で、A4が1000だとしましょう。 すると、住民浸透度係数は=4*2400/300/1000=0.032=3.2%です。 3%以上ですので、このメッシュは、「商圏内」ということになります。
先ほどの式を、調べたメッシュすべてに、ドラッグすれば、全体がわかります。
このように、「てきめん」を使うと、さほど苦労せずに、自分の店の「商圏」がわかってしまいます。
お店をお持ちの方は、必ず、やってみることをお勧めします。
ここまで、読んでいただきありがとうございました。
次回は、出店候補地の商圏設定について書きたいと思います。
24/09/08
23/06/12
22/05/20
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ステップ3
さて、調査の開始です。
4日間に分けて調査しましょう。木・金・土・日が良いでしょう。
木・金曜日に50人ずつ100人、
土・日曜日に100人ずつ200人合計300人のお客様から、その住所を聞きます。
300人と聞いて、「えー?そんなに多くないとだめなの?」
と思いましたか。そうです。これだけはサンプル数として必要です。
調査の仕方ですが、次のようなトークで行きます。
「いらっしゃいませ、お客様。ただいま少々調査を行っております。お客様の住所を 記号と番号で答えていただくだけでございます。ご協力いただけますか?」
これで、「B-4」とか「D-8」のように、答えていただきます。
答えは「正」の字で書いていくとよいでしょう。
ステップ4
調査が終わったら、集計ですが、これは既に、「正」の字で書いてあるので、簡単ですね。
ステップ5
住民浸透度係数の算出
「てきめん」には、メッシュの情報(人口等のデータ)をコピーする機能が付いています。そこで、地図を作るときに使ったメッシュをもう一度再現してください。
それができたら、人口男(2005年)と人口女(2005年)を合計し、その[合計]をクリックしておきます。
上のメニューから、[情報]->[グリッドデータのコピー]->[グリッド表示通りにコピー]の順に選ぶと、人口(男女計)がコピーできますので、これをエクセル表に貼り付けましょう。
その横に、同じように表を作り、ステップ4の結果を、升目(メッシュ)毎に記入しておきましょう(メッシュ別人数)。
さらに、その横に、サラの表を作ります。
ここに、計算式を書きます。
例えば、「=+Z4*2400/300/A4」のようにです。これが[住民浸透度係数]です。
A4は、メッシュの人口が入っているセルで、Z4は上の「メッシュ別人数」です。
「2400」とあるのは、1ヶ月の来店客数です。300は、調査人数の合計です。
もちろん、これらは架空の数字ですから、実際の数字に変えてください。
仮に、Z4が「4」で、A4が1000だとしましょう。
すると、住民浸透度係数は=4*2400/300/1000=0.032=3.2%です。
3%以上ですので、このメッシュは、「商圏内」ということになります。
先ほどの式を、調べたメッシュすべてに、ドラッグすれば、全体がわかります。
このように、「てきめん」を使うと、さほど苦労せずに、自分の店の「商圏」がわかってしまいます。
お店をお持ちの方は、必ず、やってみることをお勧めします。
ここまで、読んでいただきありがとうございました。
次回は、出店候補地の商圏設定について書きたいと思います。