セブンの立地は良い立地か

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セブンの立地は良い立地か

立地について,出店戦略

2019/04/21 セブンの立地は良い立地か

「セブンが新しい立地戦略を考えたらしい」という情報が編集部からもたらされた。
筆者なら何か詳しいことを知っているに違いないという期待からであろう。
もとより「立地戦略」は、企業のトップシークレットに属するから筆者の知る良しもない。また、これが外部に漏れるようなら、たいした情報とは言えない。

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いずれにせよ、「最近1年間で出店した店舗」を実査することで、セブンの新規戦略の片鱗だけでも見つけようということになった。以下は、その実査結果についての報告である。
概要を最初に一言でまとめておけば、「セブンは今まで以上に立地の原理原則に従った立地選定をしている」ということである。
何もとりわけ、奇抜で新しいことを発明したわけではないと筆者は考える。
むしろ、「当り前のことを当り前に行っている」、いわば基本を忠実に行ってけるところにセブンの底力の強さがある。

 

さて、セブンの話しをする前に立地選定における原理・原則から話を始めよう。
良い立地を探すとは、「より多くの人に知ってもらえ、来てもらえるような場所をを探す」ことと同義である。
では、どんな場所が、「より多くの人に知ってもらえ」るような場所なのか。
10000坪以上もある超大型店ならいざ知らず、10~100坪程度の小型店は、ただ存在しているだけでは、決して多くの人に知ってもらうことはできない。
だから、小型店は、すでに多くの人が知っており、すでに多くの人が集まったり、歩いていたりする場所が良い立地であることになる。
しかし、これを単純に通行量の多い、少ないの問題に単純化してはならない。
特に、コンビニのように一定の地域に住む人々をターゲットにしているような業態の場合、その地域に住む人々に知られるかどうかが重要であって、偶然店の前を通る人々は、二義的である。多いに超したことはないが、地元の人が店前を通る「必然性」が何もないような場所は避けるに超したことはない。
地元の人が通る必然性が最も高いところ、それは都心においては、「駅」である。
その次に、大型スーパーや商店街などのような商業集積、そして、大きな交差点である。
こうした場所を、人々が必然的に集中・分散する場所という意味を込めて、TG(Traffic Generator:交通発生源:ティージー)と呼ぶ。
したがって、立地選定の第一の原則は、「TGに付けること」である。人々がその店を最も知りやすく、行きやすいという必然性があるからである。
駅が近くにあるなら、「駅」であり、駅に続く交差点があるなら、その交差点がTGである

 

 

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