アウトカーブ外側とインカーブ内側の立地、その威力の違い

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アウトカーブ外側とインカーブ内側の立地、その威力の違い

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2019/10/02 アウトカーブ外側とインカーブ内側の立地、その威力の違い

道路が直線状にまっすぐ続くというのは、高速道路や特別な道路(例えば、前の東京オリンピック[1964年]のときに整備された通称「甲州街道」国道20号線)などを除くと珍しいことです。たいていの道路は、右か左に曲がっているものです。

 

この曲がった道を「カーブ」というのですが、これを「アウトカーブ」とは「インカーブ」という言い方で表現することがあります。

元々、野球の変化球から来ている言葉らしく、打者から見て外側(遠くに)に大きく向かってから、曲がって来てストライクゾーンに戻りながら飛んでくる場合を「アウトカーブ」と言い、反対に、打者のほうに向かってきてから最後は離れるように飛んでストライクゾーンに戻るのが「インカーブ」と言うのだそうです。

 

(余談ですが、筆者は、素人野球で打者に立ったとき、プロ顔負けのピッチャーのインカーブを経験したことがありますが、これはこれは恐ろしい球で自分に向かってきてのけぞった瞬間に「ストライツ」と言われた時にはビックリしました。それほど曲がるとは夢にも思いませんでしたから)

 

立地では、打者の代わりに、物件(店)のある位置を元にカーブの種類を見分けます。

 

仮に、道が進む方に向かって、右のほうにカーブしている時、物件(店)が道の左側に位置する場合は「アウトカーブ外側」と言います。

反対に、道の右側に位置している場合を「インカーブ内側」と言います。

 

ですから、道が進む方に向かって、左のほうにカーブしている場合は、上とは逆になります。

すなわち、物件(店)が道の左側に位置する場合が、「インカーブ内側」、右側に位置すると「アウトカーブ外側」となります。

 

重要なことは、「アウトカーブ内側」とか「インカーブ外側」という言い回しがないことです。

 

「アウトカーブ」は必ず「外側」とセットで、「インカーブ」は必ず「内側」とセットで使うということです。

 

では、「アウトカーブ外側」と「インカーブ内側」では、どちらが、より良い立地でしょうか?

 

正解は、「アウトカーブ外側」です。

 

この方が、自動車ドライバーから知覚し易いからです。

 

写真の中央に見えるのは、「ステーキのどん」。アウトカーブ外側の立地で、店全体がどうどうと道の正面に見えています。

対して、右に見えるのは、インカーブ内側の立地、「華屋与兵衛」。おおきな赤い看板がなければ、店の存在に全く気付かないでしょう。

 

どちらが繁盛立地になるか一目瞭然ですね。

 

 

道路 アウトカーブ外側

 

 

 

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