店長の進言で建てた看板が増やす売上と利益 連載112-3

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店長の進言で建てた看板が増やす売上と利益 連載112-3

店長の立地,視界性・看板,飲食店経営

2021/05/24 店長の進言で建てた看板が増やす売上と利益 連載112-3

ある牛丼店が看板を設置して2割売上アップに成功しました。

店は、千葉県に入った16号線沿いにありました。しかし、店側車線を走る車ドライバーにはほとんど店が見えなかったのではないでしょうか。というのも、店の手前に視界をさえぎる「陸橋」がありました(図3)。

陸橋

 

その陸橋を過ぎてすぐに店。これでは、車ドライバーも急ブレーキをかけなければ店の駐車場には入れません。

そこでどうしたかというと、店側車線の1km手前に、店の位置だけを知らせた野立て看板を設置したのです(図4)。

 

看板

この看板によって、「この先1kmで店がある」とドライバーに予め知らせることができます。この試みは功を奏しました。グラフ(図5)にあるように、設置した店の売上は、全店の平均に比べどの週も10~20%の売上増を示したのです。

 

看板効果

 

なぜこの2例はうまくいったのでしょうか?

 

実は、この2例には共通点がいくつもあります。

 

第1に、店の売れない原因が人々から見えにくい、視界性が悪いことにありました。

 

「見せなければ存在しないことと同じ」を実証するような店でした。

 

第2に、看板がきわめてインパクトがありました。

 

つまり、看板の視界性が極めて良い。

そのため看板を設置することで、

その前を通る車ドライバーのほとんどが看板を見てその近くに店があることを予期できたのです。

 

第3に、看板で知らせた相手が「幹線道路を通る車ドライバー」でした。

 

幹線道路を往来する車ドライバーのほとんどは遠くから来て遠くまで向かう傾向にあります。

ですから、

店がしっかりわかれば休憩や食事のために車を止めて入って来てくれる確率は高くなります。

しかも、

幹線道路は交通量がひじょうに多いので、高いポテンシャルがあると言っても良いでしょう。

 

第4に、いずれの店もじゅうぶんな駐車場を持っていました。

 

だから、多くの来店をじゅうぶんフォローできたのです。

 

 

みなさんも看板を立てて見たくなりましたか?

 

 

 

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