男性客が多くなる立地、女性客が多くなる立地 連載104-2

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男性客が多くなる立地、女性客が多くなる立地 連載104-2

店長の立地,店舗営業,飲食店経営

2021/04/29 男性客が多くなる立地、女性客が多くなる立地 連載104-2

そもそも女性は買い物が大好きです。

そして、

新商品や話題の店に出かけることを何よりも優先する女性も多いようです。

 

心理学者がどう言おうと、

女性の買い物好きは古今東西共通のような気がします。

 

すると、

すでに書いたように、

どんな店でも女性ばかりになってしまうことになります。

 

実際、

おしゃれで清潔、

有名な飲食店は女性客ですぐいっぱいになってしまう。

 

と思いきや、

東京なら新橋や新宿のように男性の従業者が多い(7080%)

オフィス地域(建設業、電気ガス熱供給水道業、専門・技術サービス業、公務)では、

それこそどんな飲食店でも男性が入っていきますから、

女性だけになることはほとんどありません(図3)。

 

従業者の男女比

3 従業者の男女比 総務省 2017

 

逆に、

商業地域(商店街を大きくした街)や医療施設が多い地域は、

女性の比率が50~70%になり逆転しまうので、

女性ばかりの店が生まれやすくなります。

 

男女の違いは、味覚の違い。

 

男性と女性では、

女性の方が味を感じる能力が高い(注1)と言われています。

 

すると、

オフィス地域こそ、

「個性のある美味しさ」が求められ、

男女のバランスよくお客様が来店するようになるということです。

 

男性ばかりの立地で男性客だけにならないようにするためです。

 

もちろん、

あまり極端なオフィス地域(昼間人口が夜間人口の10倍、100倍以上になる)は論外ですが、

女性が入店しない店は

「女性の味覚で見破られてしまっている」

とも言えるでしょう。

 

立地の違いが客層の違いになる

 

男女別ばかりではなく、

立地の違いは年齢客層の違いにもなります。

 

今話したオフィス地域の年代層は20歳代~50歳代まででしょうし、

10歳代(ティーンエイジャー)や高齢者はきわめて少なくなるものです。

 

 

 

(注1)日本味覚協会

 

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