オフィス街のビジネスチャンスは3つある 連載 94-3

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オフィス街のビジネスチャンスは3つある 連載 94-3

店長の立地,店舗営業,飲食店経営

2021/03/29 オフィス街のビジネスチャンスは3つある 連載 94-3

ところが、第二のビジネスチャンスがもたらされるオフィス街がありました。

 

それは、オフィス街から駅の方向とは反対方向に人々の住宅があるような場合です。

 

 

これは、住んでいる街に戻ってくるわけですから、帰宅途中の就業者といえども心のゆとりが出てきます。

かりに、勤務先で軽く飲んできても、ここならゆっくりできる。

その安心感が店へ足を延ばさせます。

 

 

それが2100から2400のコアな時間帯。

 

地元に帰った人々に喜ばれるメニューは何でしょう?

店長として、住民に求められるメニューを考え付きますか?

 

4にある池袋西口のある繁盛店は、うまくこのターゲット層を取り込んでいるのです。

 

池袋西口

 

オフィス街だが、その周りに住宅街が貼りつく立地は、一見、駅から離れていて貧乏立地に見えますが、この夜間の帰宅動線を狙うことができる立地ならば、不況知らずの店が可能です。

 

 

そして、この立地には、もう一つ、三番目のビジネスチャンスが含まれています。

 

それが、終電がなくなってしまう0000以降の時間帯です。

 

この時のメインのターゲットは、商業者でも帰宅途中の住民でもありません。

 

帰る電車がなくても困らない人達、すなわち今までもてなす側だった人たちがターゲットなのです。

 

5は、周辺の居酒屋・スナック・バー/クラブ・パブ/ビストロ・ビアホールの分布です。

 

バー スナック 池袋

 

500m圏にざっと266店。これらの従業員が帰宅する足はタクシーか、または朝の始発電車。すると、深夜0000以降600までが商売時間。

 

この時間帯を制するには、さしづめ、味にも品質にもサービスレベルにもうるさい(厳しい)プロを相手に互角以上のおもてなしができる自信がなくてはだめでしょう。

 

中には、朝500以降のビジネスチャンスを主張する向きもありますが、ここには明確なターゲットを描くことが難しいので、ファストフードに任せましょう。

 

また、昼食時間帯はどうなんだ、と思うかもしれませんが、この時間帯こそオフィス街に立地する店にとって悩ましく、苦労の多い時間帯です。

 

この時間帯にてんてこ舞いさせられた上に、他の時間帯も頑張るというのは、今時分のやり方としてはかなり非効率、

かつ、人時コントロールが難しいことです。

思い切って、500700のビジネスチャンスが得られる立地を探すことを勧めたいのです。

 

 

 

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