看板を変えられたら一人前 連載92-3

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看板を変えられたら一人前 連載92-3

店長の立地,視界性・看板,飲食店経営

2021/03/23 看板を変えられたら一人前 連載92-3

  • 情報が少ないこと

メニュー看板やチラシなどと違い店の看板に載せる情報は少なければ少ないほど良いのです。

なぜなら、店の看板は、店の存在を知らせ、店に気づかせるためのものです。

 

ほんの1秒で読み取れるものでなくてはなりません。

そのためには、シンボルマークと店名、業種業態がわかる名称の3情報以下にとどめるべきです。

 

情報をどれだけ多くしても、人々に読まれるようでなければ意味がありません。

 

  • 離れた所からも自然に見えること。

この離れた所とは、

通行人対象立地ならば10m以上、

ロードサイドのドライバー対象立地ならば100m以上手前から

見えて、識別できることです。

 

このためには、看板に書かれる文字は30cm以上でなければなりません。

もちろん、自然に見えるには、看板を掲出する位置も重要です。

「探さなくても見える状態」か、「探すとすぐに分かり見える」状態が必要です。

 

  • 「何屋」であるかすぐ分かること。

例えば、飲食店であることだけではだめです。

居酒屋であるのか、コーヒーショップなのか、ラーメン屋であるのか、これが分かる程度でもだめです。

 

ラーメン屋ならこってり豚骨スープ系なのか、さっぱりしょうゆ味系なのか、安くておいしい店なのか、単価の高いこだわりの店なのか、これらが瞬時に読み取れる看板でなければなりません。

 

さて、以上の4つの観点から見て、あなたが任せられている店はどうでしょうか?

 

どれか一つでも問題があるようなら、解決策を考えましょう。

店長なりに看板デザインを考えてみることも大切です。

こうした提案ができればあなたもいっぱしの店長です。

 

看板

写真3

店がビルの奥に引っ込んだようになっていて、店舗の看板がまったく見えない。

そのためテナントが次から次へと変わった。

しかし、ワタミは、ビルの正面にコの字型の看板を立てることによって、その問題を解決した。

 

 

看板

写真4

外食チェーンのなかでは、最も美しく理に叶ったデニーズの看板。

形が六角形のため、視界融合を起さない。

情報量は2つだけ。

Denny’s」という特徴ある文字と、「年中無休」。

それ以外の「デニーズ」と「レストラン」は、読みたい人が読めば良い程度で、遠くからは読めない。

ロードサイドで100m以上離れたところからでも十分見えるように設置されている。

また、メニューが特徴的で他のコーヒーショップとの差別化がじゅうぶんとれている。

 

 

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