「コバンザメ」はなぜ成立するのか? 連載23-2

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「コバンザメ」はなぜ成立するのか? 連載23-2

店長の立地,立地について,飲食店経営

2021/02/22 「コバンザメ」はなぜ成立するのか? 連載23-2

しかし、駅のホーム(図2)とか、改札を出てすぐで乗り換え(図3)があるような場合はどうでしょう。なかなか、街に出て来てくれる人々の数を把握することは難しいものです。

駅図2

駅のホームで乗り換え

「代々木上原駅」では、小田急電鉄小田原線とメトロ千代田線がホーム内で乗り換えができる。

乗降者数はそれぞれ3万5359人、3万9190人で、合計は7万5千人だが、この数字にはホームでの乗り換えは含まれていない。

駅

図3

改札を出てすぐで乗り換え

 

四谷駅は、JR東日本の改札、メトロの改札(丸ノ内線・南北線)があるが、乗降数はそれぞれ18万4592人、10万1940人、10万1940人となっているが、乗り換え数は不明です。

ただ、こうした場合、駅の乗降数の代わりに、駅周辺での「年間小売販売額(図4)」や商店数(図5)を調べることで補正はできます。

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図4

年間小売販売額

図2での代々木上原駅(7万5千人)周辺500m圏の年間小売販売額は94億9千万円だが、同線での成城学園前駅(8万4033人)では126億円なので、乗降数がほぼ駅の大きさを反映していると考えられる。

商店数

図5

商店数

同じように商店数を電子地図を用いて集計すると157店と出るが、成城学園前駅203店よりやや少ない程度です。

 

 

ところで、地下鉄の駅出入り口は、JRなど陸上を走る路線のそれに比べるととても多いですね。最低でも2個所、普通で4個所、多いと数十個所あります。

この場合、駅の乗降数はそのままその駅の大きさを示すものでないことはわかりますね。それぞれの駅口に人々は分散してしまうからです。

 

次に、大型小売店、量販店というTGについての大きさは何で表せば良いでしょうか?

一番適切なのは、それらの店の販売額です。

このデータは「日本スーパーマーケット年鑑(商業界)」や百貨店調査年鑑(ストアーズ社)にはたいてい載っていました。

しかし、昨今の大競争淘汰の時代に入りますとこのデータは各企業の秘密にされてしまい、かなり多くの企業が公開しなくなりました。

ですから、それらの販売額はいまやTGの大きさの指標にすることができません。

 

そこで、小売店の場合、その売場面積や階層数、駐車場台数、レジ台数などで大小を決めています。

大学とか専門学校のようなTGはどうでしょう。

 

一見「学生数」がわかりそうなものですが、それが毎年更新されていたのは90年代初頭までの話し。旧文部省が発行していた学校総覧という本に掲載されていました。

 

今は掲載されていませんので、各大学の定員数や大学の敷地の広さなどで代用するほかありません。

 

ただし、それらは明らかに不正確にならざるをえません。

 

 

 

 

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