ネットで知らせるには、●●が大事　連載79-2

2.Google地図を無料で作る

 

「http://www.egmap.jp/」では、無料で地図を作ることができます。

 

ステップ1　自店舗の住所を入力します。

ステップ2　作成する地図の大きさやアイコンの種類などを設定します。

ステップ3　店舗名、住所やコメント、営業時間、電話番号、ネットのサイトアドレス、メールアドレス、お店の画像（のURL）を入力します。

そして、「地図の表示の確認」をクリックすると、グーグル地図上に自店舗（図4では林原の顔）と最低限の情報が表示されます。

 

 

ステップ4　表示を確認して満足したら、「地図のタグを作成」をクリックしてください。

 

ここで出てくる「タグ」はホームページを作る時に使う文字です。

ホームページビルダーなどを使い慣れている人は、必要なところにこのタグを貼ります。自店のホームページは業者や別の人が作っているという場合は、このタグをコピーし、メールなどで渡せば良いでしょう。

 

3.地図があればじゅうぶんか？

実は、地図が読めないという人がいっぱいいます。女性に多いようですが、困りましたね。こういう場合、一番親切な方法は、お迎えに行くことでしょう。

実際、こういうサービスをしているお店は多いですね。

でも、人手不足でそこまでのサービスはできない店も多いでしょう。そういう場合はどうしましょう。

 

3-1）　地図を拡大して、ランドマークを入れる。

 

最寄駅からの地図を作るとしたら、次の写真を撮影します。

駅の改札を出た景色。駅前のロータリーを見た景色。店のほうに向かうと見える景色。歩いている途中で見える分かりやすいランドマーク。例えば、マクドナルドやセブンイレブンのような有名店。郵便局。大きなマンションや交差点などを映しておくと良いでしょう。

そうやって、A4大の用紙に、駅から店に向かうルートとともに、そこに撮影してきた写真を入れておきます。これをもう一度写真に撮って、ホームページに貼りつければ出来上がりです（図5）。

 

 

3-2）動画を作りましょう。

 

お店に辿りつくまでの動画を作ることです。これなら地図は要りません。

今はスマートフォンで簡単に動画を作ることができます。最寄駅から店まで、、実際にスマートフォン片手にお店まで歩いて撮影します。

撮影した動画は、無料の動画編集ソフトなどで編集し、早回ししたり、BGMを入れたり、キャプションを入れたりすれば、素人でも良いものができます。

もちろんプロに作ってもらうのもありです。プロに依頼する場合は、「ランサーズ」というサイトを探して登録し、コンペをすると最も安く品質の良いものを作ることができます。

この動画をホームページに貼っておけば良いのです。グーグルで「店までの案内動画」と入れて検索してください。「渋谷駅からお店までの案内動画」など多くの傑作動画を見ることができます。これらを手本にしてください。

 

「良い店だということはわかった。でもどうやって行けば良いの？」に120％答えられるような店になりましょう。

 

 

 

小見出し含め本文　2245字

 

 

 

（今回不要です）

「統計てきめん」の地図使用承認(C)昭文社第５５G１５号

 

 

はやしはら やすのり

売上予測コンサルタント。有限会社ソルブ代表。東京大学卒業。日本マクドナルドで出店調査を担当。独自に深めた立地理論をもとに多くのチェーン企業の経営者、個人起業家をコンサルティングしている。著書に『実践　売上予測と立地判定』（商業界）、『最新版　これが「繁盛立地」だ！』（同文館出版）など。