ネットで知らせるには、●●が大事　連載79-1

連載79　
2016年10月号　[店長が知っていると得する立地の応用] 43回目

ネットで知らせるには、●●が大事

今や私たちが知りたい情報のほとんどは、インターネット（以下「ネット」と書きます）で手に入るようになりました。

ですから、あなたの店もネットに出ているはずです。

ホームページを持っていますか？仮に、持っていないとしてもあなたの店を訪れたお客様がSNSなどで書いたりしてくれているかもしれません。

でも、繁盛店になろうとするには積極的にネットと関わっていくべきです。

すでに、〇べログに登録しているかもしれませんね。

では、ネットを使って自分の店を繁盛させたいと思ったら何が大事だと思いますか？もちろん、商品やサービスの良さ、従業員や店長のアピール、内装デザインや雰囲気の良さ、特徴などどれもすべて大事です。

しかし、肝心なことを忘れないようにしましょう。

それは、お店がどこであるかが明確にわかることです。

どうやって到達できるか、どのくらい時間がかかるかも重要です。

ネットが発達する前、雑誌などで紹介された店も、場所を分からせることは重要でした。でも、多くは住所と電話番号、貧弱な地図をのせるのが精一杯でした。そのため「行きたくても行けない」人は多かったはずです。

でも、今やネットなら何でもできます。

工夫に工夫を重ねると、お店に行きたいと思う人の大半をお店に招待することが可能です。

1.グーグルを無料活用

図1は、グーグルで「立地　売上予測」と検索した時に表示される画面ですが、弊社のことが1～5位に表示されますが、その右側に弊社の名前と私の顔写真まで表示されます（大きな円）。

しかも、弊社をグーグル地図に載せてマークしてくれています。

実は、これはグーグルが無料でやってくれています。嬉しいですね。

もちろん、この地図をクリックすると弊社の位置が明確に分かります。

掲載された当初は私の写真などはありませんでした。そこで、その枠下にある「このビジネスのオーナーですか？」をクリックしたのです。すると、写真だけではなく、所在地・電話・営業時間なども追加修正することができます。

試しに、「北与野　カラオケ」で検索してみると、図2のように、「ビックエコー」の店が出ます。しかし、写真や地図はあるものの営業時間や予約の方法が書かれていません。この店はまだ気づいていないようです。

もちろん、すべての店が掲載されるわけではありません。

「大宮　地ビール」では何も表示されませんが、「大宮　ビール」ですと大宮駅周辺の地図と共に、3店舗表示されます。

下にある「さらに表示」をクリックするとさらに画面が切り替わって大きな地図と地図内にある主要なビール店が表示されます。