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人口や世帯数はどうやって調べる?ネットで探す方法 連載77-1
連載77 2016年8月号 [店長が知っていると得する立地の応用] 41回目
人口や世帯数はどうやって調べる?ネットで探す方法
そもそも、店舗を経営しているなら、周辺にどんな人がどれだけが住んでいるのか把握しておくべきでしょう。
自分のPCでネットを駆使すればすぐ調べられます。あとは店長のやる気しだいです。
グーグルやヤフーなどの検索サイトで、調べたい市区町村名を入力してみましょう。するとたいていの場合、一番上辺りに「○○市ホームページ」が出てきます。そこで、そのホームページをクリック。
すると、そのトップページに、「○○市の人口」というように表示があるはずです(図1)。
そして、人口・男・女・世帯数の4項目の数字が並んでいます。
もし、トップページになかった場合、「○○市の統計」とか「数字で見る○○市」というような見出しを見つけてください。そして、クリックすれば図2のようなページが表れるはずです。
これらのデータは、つねに前月末までの転出届、転入届、出生届、死亡届などを記録した「住民登録台帳」を集計した最新のものが掲載されているはずです(もちろん、届けをしていない人の分は差引されません。)
さて、あなたはここで安心してしまってはいけません。「町丁目別」のデータを見つける必要があります。
「人口詳細はこちら」とか、「町丁目別人口」という表記のあるリンクを見つけてクリックしてください。図3のような表が出てきたら正解です。
中には、エクセル表でダウンロードできる場合があります。
最後に、地図を用意して、店周辺1km圏内で該当する「町丁目」名称を書き出し(図4)、それぞれを集計すれば良いでしょう。
住民基本台帳を基にしたデータは、最新には違いありませんが、データの種類が4種類しかありません。
しかし、国勢調査ならば、種類は格段に増えます。
今回は独立行政法人統計センターの「jSTAT MAP」をご紹介します。
まず、「地図による小地域分析」と検索してそのトップページを表示させてください。すると、「利用申込み」がありますので、利用者として登録してください。氏名・メールアドレス・職業・会社名・利用目的さえ入力すれば、利用するためのユーザーIDとパスワードがしばらくして送られてきます。正直に記入することをお勧めします。利用目的は、「ビジネス」で良いでしょう。
取得したユーザーIDとパスワードを使ってログインします。
図5はログイン直後のページです。
まず、目的の都道府県名をクリックします。すると県庁所在地を中心に地図が描かれます。この地図はお馴染のグーグルマップです。
マウスを使って地図をドラッグしていけば、目的の場所に辿りつけるはずです。集計の中心地を、地図画面の中心に来るようにします。
左上にある「エリア」をクリックします(図6)。
すると「エリア作成」の画面が表れますので、順番に設定していきます。
最初の画面では、グループ名を入力します。ここでは「飲食店経営」と入力しました。右下にある「次に」をクリックすると、「作成方法の選択」に移ります。最初は一番簡単な「円」をクリックし「半径指定円」を選ぶと良いでしょう。
すると、「エリア名」「半径」「円の中心」を聞いてきます(図7)ので指示された通りにやると良いでしょう。
ここでは、「北与野駅」「1」kmと入力しました。終わったら、「閉じる」ではなく「登録」ボタンをクリックします。
(人口や世帯数はどうやって調べる?ネットで探す方法 連載77-1)に続く
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連載77
2016年8月号 [店長が知っていると得する立地の応用] 41回目
人口や世帯数はどうやって調べる?ネットで探す方法
そもそも、店舗を経営しているなら、周辺にどんな人がどれだけが住んでいるのか把握しておくべきでしょう。
自分のPCでネットを駆使すればすぐ調べられます。あとは店長のやる気しだいです。
(1)一番簡単な調べ方
グーグルやヤフーなどの検索サイトで、調べたい市区町村名を入力してみましょう。するとたいていの場合、一番上辺りに「○○市ホームページ」が出てきます。そこで、そのホームページをクリック。
すると、そのトップページに、「○○市の人口」というように表示があるはずです(図1)。
そして、人口・男・女・世帯数の4項目の数字が並んでいます。
もし、トップページになかった場合、「○○市の統計」とか「数字で見る○○市」というような見出しを見つけてください。そして、クリックすれば図2のようなページが表れるはずです。
これらのデータは、つねに前月末までの転出届、転入届、出生届、死亡届などを記録した「住民登録台帳」を集計した最新のものが掲載されているはずです(もちろん、届けをしていない人の分は差引されません。)
さて、あなたはここで安心してしまってはいけません。「町丁目別」のデータを見つける必要があります。
「人口詳細はこちら」とか、「町丁目別人口」という表記のあるリンクを見つけてクリックしてください。図3のような表が出てきたら正解です。
中には、エクセル表でダウンロードできる場合があります。
最後に、地図を用意して、店周辺1km圏内で該当する「町丁目」名称を書き出し(図4)、それぞれを集計すれば良いでしょう。
(2)国勢調査データを調べる
住民基本台帳を基にしたデータは、最新には違いありませんが、データの種類が4種類しかありません。
しかし、国勢調査ならば、種類は格段に増えます。
今回は独立行政法人統計センターの「jSTAT MAP」をご紹介します。
①利用申込み
まず、「地図による小地域分析」と検索してそのトップページを表示させてください。すると、「利用申込み」がありますので、利用者として登録してください。氏名・メールアドレス・職業・会社名・利用目的さえ入力すれば、利用するためのユーザーIDとパスワードがしばらくして送られてきます。正直に記入することをお勧めします。利用目的は、「ビジネス」で良いでしょう。
②ログインする
取得したユーザーIDとパスワードを使ってログインします。
図5はログイン直後のページです。
③集計場所を指定する
まず、目的の都道府県名をクリックします。すると県庁所在地を中心に地図が描かれます。この地図はお馴染のグーグルマップです。
マウスを使って地図をドラッグしていけば、目的の場所に辿りつけるはずです。集計の中心地を、地図画面の中心に来るようにします。
④エリア作成
左上にある「エリア」をクリックします(図6)。
すると「エリア作成」の画面が表れますので、順番に設定していきます。
最初の画面では、グループ名を入力します。ここでは「飲食店経営」と入力しました。右下にある「次に」をクリックすると、「作成方法の選択」に移ります。最初は一番簡単な「円」をクリックし「半径指定円」を選ぶと良いでしょう。
すると、「エリア名」「半径」「円の中心」を聞いてきます(図7)ので指示された通りにやると良いでしょう。
ここでは、「北与野駅」「1」kmと入力しました。終わったら、「閉じる」ではなく「登録」ボタンをクリックします。
(人口や世帯数はどうやって調べる?ネットで探す方法 連載77-1)に続く
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