住んでいる人より、働いている人。商圏の話し② 連載74-1

(有)ソルブ 林原安徳

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住んでいる人より、働いている人。商圏の話し② 連載74-1

店長の立地,商圏,飲食店経営

2021/01/17 住んでいる人より、働いている人。商圏の話し② 連載74-1

連載74 
2016
5月号 [店長が知っていると得する立地の応用] 38回目

住んでいる人より、働いている人。商圏の話し②

ESTUT
地域に住んでいる人が、その同じ地域で働いているというのは、農業などの第1次産業に従事しているのではない限り、きわめて稀です。

 

たいていの人は、働くのは、地域の「外」です。もちろん、買い物や飲食、通学や様々な用事がある時も同様ですが、ここでは「働く」ことに限ってみましょう。

働く人は、その多くの時間を、働いている地域で過ごしています。中には、残業や休日出勤して、自宅にいるより長い時間を費やしている人もいることでしょう。

 

ということは、その地域に「住んでいる人」ばかりでなく、その地域に「働きに来ている人」もお客にできるということです。統計上は、これは「従業者数」と呼ばれます。「経済センサス」で調べることができます(後述)。

 

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働く人を相手にする場合の注意点

 

住んでいる人と働いている人の決定的な違いは、時間的な制約です。

当然ながら、家にいる時より、働いている時は自由時間はひじょうに少なくなります。

 

通勤して始業までの時間、お昼休み時間又は休憩時間、そして、帰宅する時間だけです。それぞれの時間内であっても、食事をするとかやるべきことが各自あるわけですから、本当に自由はさらに限られます。

加えて、土曜日、祝日、日曜日はほとんど出社しないでしょう。1ヶ月を通しても、お客様として出会えるのは20日余りに過ぎません。

 

 

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こうしたことから、従業者が(人口に比べて)ひじょうに多いような地域・街を「オフィス性向が高い」と呼んで、商売するにはリスクが高い地域と長年考えられてきましたし、今でもそういう場所は少なくありません。

しかし、近年、労働時間の短い職制やフレックスタイム制、深夜従業・早朝残業など人々の働き方が多様になった一方、新しい駅前開発で住人がほとんどいない場所にビルが立ち並び需要が増加しても供給が追い付かないということもよくあり、オフィス性向が高いことが即リスクが高いとは言い切れなくなりました。

 

とは言え、働いている人は、住んでいる人に比べたら、日頃からしっかりマーケティングしておかないと、すぐ来なくなってしまう「神経質なお客様」であることには変わりませんので注意を怠らないことです。

 

 

 

住んでいる人より、働いている人。商圏の話し② 連載74-2 に続く


 

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