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はじめての開業…立地の重要性と選び方 その1
はじめての開業…立地の重要性と選び方
いざ店舗物件を探し始めると、「良さそうな物件はどれも賃料が高すぎて手が届きそうもない。手頃な物件は、駅から遠かったりして立地に問題がありそう」というジレンマによくぶつかります。
しかし、ご安心ください。これは今も昔もいっしょ。賃料もそこそこで、繁盛して確実に儲かる立地は必ず見つかります。これは個人だろうが企業だろうがいっしょです。絶対にあきらめてはいけません。
「出したいお店は自分で探す」。これが当たり前と思う人はまず合格。でも、いろいろ探している内にこのことを忘れてしまう人が多いは事実。探しても探してもなかなか気に入ったものが見つからない。立地を真剣に考え、物件へのコダワリが強い真剣な人ほどこの迷路にはまってしまう傾向にあります。そうすると、「誰か探してー」という弱気になり、FC本部の人に頼り切ったり、紹介業者さんに丸投げしてしまったり、初心とは全く反対のことをしてしまうようになります。
これはいけません。お店を探し、決めることができるのは、「起業家の特権」です。この特権を放棄するようでは、お店を経営していく資格はないものと思うべきです。
立地はなぜ重要なのでしょう
「探しようにも、どんな立地が良いかわからない」。こういう人が多い。そして、「家賃は安ければ安いほどいい。あとは物件自体の中身(広さ・内外装・デザイン・年数・設備)しだい。中身と賃料のバランスで決めよう」という考えにまで陥りるのです。
これはたいへんなリスクを背負ってしまいます。一番大事な立地を後回しにしては、絶対にだめです。
図①は、大手ファミレスが6405人のお客様を対象に行ったアンケート調査の結果です。お客様がお店を選んだ理由の第1位は「通りすがり(34%)」、第2位は「近い(27%)」です。いかに立地が重要かがわかりますね。
図1
関西の大手レストランチェーンが行ったお客様アンケート調査の結果 1996年
もし、お店がお客様の「通りすがりに寄れる」立地や「近い」と思える立地になかったら、6割のお客様は来なかったかもしれないからです。いくらお店の「料理」や「雰囲気・サービス」、「価格」で魅力を出してお客様を呼ぼうとしても、立地が悪ければ、それらだけではお店は立ちいかなくなる。
要するに、立地をとても重視しているのが「お客様」だから立地は重要なのです。
では、お客様目線で立地を考え、見つけるというのは、どういうことなんでしょう?
まず、「地図」を買いましょう。
最近はどこへ行こうにもスマホの地図アプリが使え便利です。
しかし、お店の立地を調査するには、地図を使いましょう。
できれば、パソコン上で見たり、操作できるPC用地図ソフトウェア(注)を入手することをお勧めします。多くの物件を調査するのでしたらなおさらです。
立地を見ようとしても、物件そのものや物件の周囲せいぜい数十メートルを見るくらいで終わってしまう人がいます。それではだめです。少なくとも周囲300m範囲をくまなくチェックします。他の店や学校、交差点や道路、家やマンションなど見えるものはすべて。そのために地図は不可欠です。ピンクのラインマーカーで歩いた後をなぞります。
「私がここに住んでいたとしたら」という気持ちになってください。
これが、立地におけるお客様目線ということです。
お客様が私だったら、この物件の前を通るだろうか?私だったらここを便利な立地だと思うだろうか?
自分が、この地域に住んでいて(働いていて)、物件の前に出る必然性があるだろうか。自問自答します。出かける先は、1)仕事や学校、2)日常の買い物、3)息抜きや遊び。の3つを想定します。
この時、鉄道駅やバス停などの交通機関、スーパーマーケットのような商業施設、そして、交差点が大事です。こうした場所をTG(ティージー:交通発生源)と呼びますが、人々の行動は、こうしたTGや「TG同士を結ぶ経路」を通る「必然性」が一番高いからです。
「はじめての開業…立地の重要性と選び方 その2」へ続く
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はじめての開業…立地の重要性と選び方
個人にとって初めての開業だからこそ失敗は許されない。
いざ店舗物件を探し始めると、「良さそうな物件はどれも賃料が高すぎて手が届きそうもない。手頃な物件は、駅から遠かったりして立地に問題がありそう」というジレンマによくぶつかります。
しかし、ご安心ください。これは今も昔もいっしょ。賃料もそこそこで、繁盛して確実に儲かる立地は必ず見つかります。これは個人だろうが企業だろうがいっしょです。絶対にあきらめてはいけません。
繁盛立地を見つける最大の心構え 「自分で探す」
「出したいお店は自分で探す」。これが当たり前と思う人はまず合格。でも、いろいろ探している内にこのことを忘れてしまう人が多いは事実。探しても探してもなかなか気に入ったものが見つからない。立地を真剣に考え、物件へのコダワリが強い真剣な人ほどこの迷路にはまってしまう傾向にあります。そうすると、「誰か探してー」という弱気になり、FC本部の人に頼り切ったり、紹介業者さんに丸投げしてしまったり、初心とは全く反対のことをしてしまうようになります。
これはいけません。お店を探し、決めることができるのは、「起業家の特権」です。この特権を放棄するようでは、お店を経営していく資格はないものと思うべきです。
立地はなぜ重要なのでしょう
「探しようにも、どんな立地が良いかわからない」。こういう人が多い。そして、「家賃は安ければ安いほどいい。あとは物件自体の中身(広さ・内外装・デザイン・年数・設備)しだい。中身と賃料のバランスで決めよう」という考えにまで陥りるのです。
これはたいへんなリスクを背負ってしまいます。一番大事な立地を後回しにしては、絶対にだめです。
図①は、大手ファミレスが6405人のお客様を対象に行ったアンケート調査の結果です。お客様がお店を選んだ理由の第1位は「通りすがり(34%)」、第2位は「近い(27%)」です。いかに立地が重要かがわかりますね。
図1
関西の大手レストランチェーンが行ったお客様アンケート調査の結果 1996年
もし、お店がお客様の「通りすがりに寄れる」立地や「近い」と思える立地になかったら、6割のお客様は来なかったかもしれないからです。いくらお店の「料理」や「雰囲気・サービス」、「価格」で魅力を出してお客様を呼ぼうとしても、立地が悪ければ、それらだけではお店は立ちいかなくなる。
要するに、立地をとても重視しているのが「お客様」だから立地は重要なのです。
繁盛立地を見つける観点
では、お客様目線で立地を考え、見つけるというのは、どういうことなんでしょう?
① マクロ視点
まず、「地図」を買いましょう。
最近はどこへ行こうにもスマホの地図アプリが使え便利です。
しかし、お店の立地を調査するには、地図を使いましょう。
できれば、パソコン上で見たり、操作できるPC用地図ソフトウェア(注)を入手することをお勧めします。多くの物件を調査するのでしたらなおさらです。
立地を見ようとしても、物件そのものや物件の周囲せいぜい数十メートルを見るくらいで終わってしまう人がいます。それではだめです。少なくとも周囲300m範囲をくまなくチェックします。他の店や学校、交差点や道路、家やマンションなど見えるものはすべて。そのために地図は不可欠です。ピンクのラインマーカーで歩いた後をなぞります。
② 住民モード
「私がここに住んでいたとしたら」という気持ちになってください。
これが、立地におけるお客様目線ということです。
お客様が私だったら、この物件の前を通るだろうか?私だったらここを便利な立地だと思うだろうか?
自分が、この地域に住んでいて(働いていて)、物件の前に出る必然性があるだろうか。自問自答します。出かける先は、1)仕事や学校、2)日常の買い物、3)息抜きや遊び。の3つを想定します。
この時、鉄道駅やバス停などの交通機関、スーパーマーケットのような商業施設、そして、交差点が大事です。こうした場所をTG(ティージー:交通発生源)と呼びますが、人々の行動は、こうしたTGや「TG同士を結ぶ経路」を通る「必然性」が一番高いからです。
「はじめての開業…立地の重要性と選び方 その2」へ続く
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