駅に看板を出すよりもっと効果的な方法 連載59-1

(有)ソルブ 林原安徳

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駅に看板を出すよりもっと効果的な方法 連載59-1

店長の立地,視界性・看板,飲食店経営

2020/12/15 駅に看板を出すよりもっと効果的な方法 連載59-1

連載59 20152月号 [店長が知っていると得する立地の応用] 23.回目

 

駅に看板を出すよりもっと効果的な方法

 

マクドナルドの店長だった頃に、筆者は本部に駅に看板を掲載してくれるよう熱心に働きかけたことがあります。結果的に実現することはなかったのですが、この時、本部スタッフに言われたことが忘れられません。

「駅の構内に看板を出したとしても、売上が上がるとは限らないんですよ。むしろ、店の固定費を増やすだけになるかもしれませんよ」

この頃の私は、このスタッフの言ったことにどうしても納得がいきませんでした。

大きく下がってきた売上を回復したい。そのためには、最寄駅にたくさん集まってくる人々に「店の存在」を知らせ、一人でも多くのお客を確保したい、そんな思いが強かったからです。

 

看板

 

写真1

 

もちろん、この提案を掛け合うには自分なりの勝算がありました。例えば、駅前でチラシやクーポン券を配れば、それなりに多数のお客が来てくれて、売上アップにつながります。また、お手製の看板を体の前後に吊るしサンドイッチマンのような恰好になって配ると、「明らかに」効果は増大するのです。つまり、客は、単にクーポン券を受け取るだけよりも、「目立って印象的な状況」で受け取ったほうが、来店する動機が強くなるのです。

だからこそ、駅構内に「目立った」看板を設置すれば、客数が増え、売上アップにつながると考えたわけです。

若かったとはいえ、ずいぶんと短絡的だったと、今は考えています。

実は、駅に看板を出すよりも、ずっと効果的な方法があるのです。

この方法をお話しする前に、まず、看板の機能について知っておきましょう。

 

看板

写真2

 

看板には、大きく分けて3通りの機能があります。

①存在を知らせる。②場所を知らせる。③説明をする。の3つです。

 

①存在を知らせる。

これは、看板があるところの周辺に、「何か」があることを知らせることを意味します。

例えば、お手洗いに行きたい時には、あの男女マークがついた看板を探しますね。そして、そのマークを見つければ、その近くにお手洗いがあることが分かります。あとは、その看板の近くに行けば目的を達することができます。

これは、お店についても当てはまります。駅の周辺で、マクドナルドに行きたいと思っていれば、見回して、ダブルアーチのロゴを探しますね。見つかれば、その近くにマクドナルドがあるというわけです。これは、看板の「存在告知機能」と言います。

②場所を知らせる。

お手洗いのケースで言えば、男女マークの横か下に矢印があるだけで、「どこにあるか」が分かりますね。お店の看板もそうです。とりわけ、ロードサイドに設置する野立て看板には、この「どこにあるかを知らせるデザイン」があれば、それを頼りに、お客は来てくれるようになります。これを、看板の「誘導機能」と言います。①と②はうまく作ると両方同時に機能させることができます(写真1、2、5)

 

 

看板

写真3


 

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