商店街で失敗する立地上の理由 連載19-1

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商店街で失敗する立地上の理由 連載19-1

店長の立地,飲食店経営

2020/11/05 商店街で失敗する立地上の理由 連載19-1

秋は「食欲の秋」で、飲食に携わる者にとって、大きな稼ぎ時ですが、もうひとつ、防災に気を配る季節でもあります。地震、火災、水害など今年はとりわけ人々の意識は高まっています。お客様から不安がられないよう避難経路の確保や防災備品の点検など万全を尽くすようにしてください。

 

今回は、「商店街に店を出して繁盛させるのはたいへん難しい」というお話しを致します。こういうことを書くと、商店街のお店の方々に叱られてしまいそうですが、あえて辛口の理屈を述べさせていただきます。

まずひとつの事例を紹介しましょう。

あなたは商店街の中で、マクドナルドを見かけたことがありますか?どこの商店街の中でもけっこうです。たぶんほとんど見かけたことはないはずです。仮に、見かけたとしても、商店街の入り口付近や駅前ではありませんか。

それだけではありません。商店街の中に入れば入るほど、マクドナルド以外のファストフードやカフェレストランなどいわゆるナショナルチェーンと呼ばれる店舗も見かけなくなるはずです。

 

そうなのです、どこも、商店街の中のほうに入れば入るほど、繁盛しない=儲からない=立地が悪いことを知っているからです。

もし、今もって、商店街の中のほうでそういった店があって営業を続けているとしたら、それはたいへん優秀です。もちろん、個人の生業店でも立派です。尊敬に値します。

 

では、なぜ、商店街の中は、立地として良くないのか。

いくつか理由があります。

第一に、商店街自体の集客力が落ちていて、その街を買い物で外から訪れる人=購買流入する人が少ないことです。

商店街で売っている商品やサービスに魅力がない、商店主にやる気がない、活気がない、QSCが低い、さまざまな営業上のマイナス点があるため、商店街がTGにならないのです。こういう商店街は、人々に避けて通られてしまいます(図1

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1 東京都内の某駅前

北口駅前には古くから商店街があったが、魅力不足のため人々は矢印のように商店街の中を避けて駅に向かう人が多くなりました。

 

 

 

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