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「ここは立地が抜群」と乗せられたあなたが悪い。連載7-1
今月の末には、“エコポイント”が終了し、円高の為替状況とともに、
日本経済はまたもや失速するのではないかという話しがしきりです。
しかし、店舗商売にとって、これからが勝負の季節です。
運動会、文化祭と学生は走り回り、多くの人にとって次々と行事が目白押しになります。
こうやって、人々が動き回る時期には、立地の良い店舗ほどその恩恵を受けることでしょう。
衝動来店のお客が増えるからです。
頑張って、
「ピークカット(店の販売体制が悪くて来店したお客を帰してしまうこと:立地用語の一つ)」
がないようにしましょう。
ところで、新規開店するための物件は、どうやって探していますか? たいていの場合、
いわゆる「不動産業者」(正確には「宅地建物取扱業者」)に頼んでいるのではないでしょうか。
もちろん、
「店舗開発」あるいは「立地探し」をあなたに代わって、
やってくれる人もいるにはいるのですが、まだまだそういった人は少数です。 それよりも、
広く物件の情報を持っていて、
頻繁にFAXや電話で不動産情報を知らせてくれる「業者さん」は心強い存在です。 しかし、
問題は、その方々の立地眼です。
ほんとうに、立地の良否を見分ける能力を持っていて適切な物件を紹介してくれているのか、
そこです。
その道のプロですから、
いろいろなことをよく知っています。
ですから、
こちらから聞かなくても「物件の良い点」を次々と説明してくれるでしょう。
例えば、
「ここは駅から少し離れてはいますが、人通りも多いですし、スーパーにも近い。
それに間口が広いですから、貴社の出店には打ってつけでしょう。
小学校や中学校もあって、けっこうここは通学路にもなっています。
それに何と言っても、これだけ好条件ながら、坪当たり単価が安い。
ここを逃したらもったいないですよ。いかがですか?・・・」
などのように。
物件を褒めることにおいては、本当にプロです。
ほとんど「ネガティブ(否定的)」なことは言いません。
よほど、大きなマイナス面があるときでも、
「確かにお店の前にはほとんど人が歩いていませんが、
でも
周辺は住宅が多く、駅にも行けますから駅利用者も狙えます。
あとはあなたの(経営の)腕次第です」
のように、
とにかく良いほうへ良いほうへ
話しを持って行きながら、あなたの挑戦心もくすぐる。 ですから、
初めのうちは、
たいがい敵わないものです。
どんなに否定したくても、なかなかそう言えない。
そのうち、
「今日中に、手付金入れていただければ、明日までは待ちます。
早くなくなってしまいます」
と決断を急がせるようになる場合も出てきます。
業者は、
「不動産業のプロ」=「物件取り引きのプロ」であっても、
ほとんどの場合、
「立地選びのプロ」ではない。
こうした方々の言われるままに、
うっかり物件の契約をしてしまい、
開店させてしまえば、その行き着く先はたいへんです。 しかし、
こうした方々を責めることはできません。
悪いのは、言葉に乗せられた貴方のほうなのです。
あなたが、
冷静に立地の良否を判断しなかったことが
いけないのです。
「だって、私も立地については素人だったからしかたがない」
こんな言い訳はしても意味がありません。
「ここは立地が抜群」と乗せられたあなたが悪い。連載7-2 へ続く
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23/06/12
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21/12/30
21/08/04
21/08/03
21/08/01
21/07/31
21/07/10
21/07/09
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今月の末には、“エコポイント”が終了し、円高の為替状況とともに、
日本経済はまたもや失速するのではないかという話しがしきりです。
しかし、店舗商売にとって、これからが勝負の季節です。
運動会、文化祭と学生は走り回り、多くの人にとって次々と行事が目白押しになります。
こうやって、人々が動き回る時期には、立地の良い店舗ほどその恩恵を受けることでしょう。
衝動来店のお客が増えるからです。
頑張って、
「ピークカット(店の販売体制が悪くて来店したお客を帰してしまうこと:立地用語の一つ)」
がないようにしましょう。
不動産業者は「立地のプロ」か?
ところで、新規開店するための物件は、どうやって探していますか?
たいていの場合、
いわゆる「不動産業者」(正確には「宅地建物取扱業者」)に頼んでいるのではないでしょうか。
もちろん、
「店舗開発」あるいは「立地探し」をあなたに代わって、
やってくれる人もいるにはいるのですが、まだまだそういった人は少数です。
それよりも、
広く物件の情報を持っていて、
頻繁にFAXや電話で不動産情報を知らせてくれる「業者さん」は心強い存在です。
しかし、
問題は、その方々の立地眼です。
ほんとうに、立地の良否を見分ける能力を持っていて適切な物件を紹介してくれているのか、
そこです。
もちろん、
その道のプロですから、
いろいろなことをよく知っています。
ですから、
こちらから聞かなくても「物件の良い点」を次々と説明してくれるでしょう。
例えば、
「ここは駅から少し離れてはいますが、人通りも多いですし、スーパーにも近い。
それに間口が広いですから、貴社の出店には打ってつけでしょう。
小学校や中学校もあって、けっこうここは通学路にもなっています。
それに何と言っても、これだけ好条件ながら、坪当たり単価が安い。
ここを逃したらもったいないですよ。いかがですか?・・・」
などのように。
物件を褒めることにおいては、本当にプロです。
ほとんど「ネガティブ(否定的)」なことは言いません。
よほど、大きなマイナス面があるときでも、
「確かにお店の前にはほとんど人が歩いていませんが、
でも
周辺は住宅が多く、駅にも行けますから駅利用者も狙えます。
あとはあなたの(経営の)腕次第です」
のように、
とにかく良いほうへ良いほうへ
話しを持って行きながら、あなたの挑戦心もくすぐる。
ですから、
初めのうちは、
たいがい敵わないものです。
どんなに否定したくても、なかなかそう言えない。
そのうち、
「今日中に、手付金入れていただければ、明日までは待ちます。
早くなくなってしまいます」
と決断を急がせるようになる場合も出てきます。
業者は、
「不動産業のプロ」=「物件取り引きのプロ」であっても、
ほとんどの場合、
「立地選びのプロ」ではない。
ですから、
こうした方々の言われるままに、
うっかり物件の契約をしてしまい、
開店させてしまえば、その行き着く先はたいへんです。
しかし、
こうした方々を責めることはできません。
悪いのは、言葉に乗せられた貴方のほうなのです。
あなたが、
冷静に立地の良否を判断しなかったことが
いけないのです。
「だって、私も立地については素人だったからしかたがない」
こんな言い訳はしても意味がありません。
「ここは立地が抜群」と乗せられたあなたが悪い。連載7-2 へ続く
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林原安徳:有)ソルブは、立地と高精度/売上予測で「不振店」を根絶します。
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