売上予測の推定はピンポイントではない

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売上予測の推定はピンポイントではない

売上予測,統計

2020/08/28 売上予測の推定はピンポイントではない

売上予測という推定においては、ピンポイントで推定値を出すことは、本来不可能です。

だから、もし売上予測をピンポイントで表示していたらまず偽物・マヤカシです。

 

つまり、売上予測は、1500万円/月というようなピンポイントでは表記できないということです。

必ず1360万円~1640万円/月といった範囲を設定して売上予測を表記するのです。

 

けっこうこの辺りは重要なことなので、しっかり覚えておくと良いです。

 

なぜ売上予測はピンポイントではなく、範囲で推定するかというと、それは未知のことに対する「予測」だからです。

 

正規分布 推定範囲

 

人間はだれも未知のことに対して、断定してこうだというようには言いませんね。

これは、売上予測というシステムにおいても同じです。

断定してこうだというように言えるわけはないのです。

 

断定してこうだと言えるということは、もうそんことは「未知」でも何でもないということで、まったくおかしなことになります。

 

ある程度のあやふやさが、未知のものことには付きまといます。

 

ですから、ピンポイントではなくて、範囲というわけです。

 

で、売上予測の推定における範囲はどうやって出すかというと、それは実現確率です。

 

統計的に、1はすべてを表し、0はすべての反対、まったく無いことを指します。

確率とは、1、即ちすべてと0、即ち無との間の値をとります。

 

かりに、確率が1である状態、つまり、すべての状態を推定すると、売上予測は、0円~無限大までということになります。

これでは、実践的に意味がありません。なぜなら、売上予測は0円以上ですと言っているだけなので、これは子供でもわかることです。

 

逆に、確率が0である状態、つまり、あり得ない状態を推定すると、売上予測は、マイナス無限大~0未満ということになります。

これもあり得ません。

 

また、確率が0.99である状態であっても、売上予測は、例えば100万円~7968万円などと出たりします。

これも実際上あまり意味がある範囲であると言えません。

 

そこで、この確率を実践的な意味合いを持つレベルまで下げていきます。

すると、確率0.7で、1360万円~1640万円/月といった範囲に収まることになります。

 

これなら、1500万円プラスマイナス140万円とかなり実践に即して意味がある予測になるでしょう。

つまり、確率を下げていけばいくほど範囲が縮まるのです。

 

しかし、範囲が縮まる代わりに、確率は下がっていきます。

 

実現が難しくなってしまいます。

 

例えば、確率0.5で、範囲が1410~1590万円と売上予測を推定したとして、このことは逆に、確率0.5で、範囲が1410万円以下、または、1590万円以上と言っているのと同じになるからです。

要するに、確率が半々では、そもそも予測になっていないのです。要するに「当たるも八卦、外れるのも八卦」というわけです。

 

私は、確率0.8のときの予測がもっとも実践的であると考えています。

この確率で推定される理論値こそ、実践的な売上予測に必要な答えであると思っています。

 

 

 


 

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