東京都港区南青山2-2-15
売上予測の推定はピンポイントではない
売上予測という推定においては、ピンポイントで推定値を出すことは、本来不可能です。
だから、もし売上予測をピンポイントで表示していたらまず偽物・マヤカシです。
つまり、売上予測は、1500万円/月というようなピンポイントでは表記できないということです。
必ず1360万円~1640万円/月といった範囲を設定して売上予測を表記するのです。
けっこうこの辺りは重要なことなので、しっかり覚えておくと良いです。
なぜ売上予測はピンポイントではなく、範囲で推定するかというと、それは未知のことに対する「予測」だからです。
人間はだれも未知のことに対して、断定してこうだというようには言いませんね。
これは、売上予測というシステムにおいても同じです。
断定してこうだというように言えるわけはないのです。
断定してこうだと言えるということは、もうそんことは「未知」でも何でもないということで、まったくおかしなことになります。
ある程度のあやふやさが、未知のものことには付きまといます。
ですから、ピンポイントではなくて、範囲というわけです。
で、売上予測の推定における範囲はどうやって出すかというと、それは実現確率です。
統計的に、1はすべてを表し、0はすべての反対、まったく無いことを指します。
確率とは、1、即ちすべてと0、即ち無との間の値をとります。
かりに、確率が1である状態、つまり、すべての状態を推定すると、売上予測は、0円~無限大までということになります。
これでは、実践的に意味がありません。なぜなら、売上予測は0円以上ですと言っているだけなので、これは子供でもわかることです。
逆に、確率が0である状態、つまり、あり得ない状態を推定すると、売上予測は、マイナス無限大~0未満ということになります。
これもあり得ません。
また、確率が0.99である状態であっても、売上予測は、例えば100万円~7968万円などと出たりします。
これも実際上あまり意味がある範囲であると言えません。
そこで、この確率を実践的な意味合いを持つレベルまで下げていきます。
すると、確率0.7で、1360万円~1640万円/月といった範囲に収まることになります。
これなら、1500万円プラスマイナス140万円とかなり実践に即して意味がある予測になるでしょう。
つまり、確率を下げていけばいくほど範囲が縮まるのです。
しかし、範囲が縮まる代わりに、確率は下がっていきます。
実現が難しくなってしまいます。
例えば、確率0.5で、範囲が1410~1590万円と売上予測を推定したとして、このことは逆に、確率0.5で、範囲が1410万円以下、または、1590万円以上と言っているのと同じになるからです。
要するに、確率が半々では、そもそも予測になっていないのです。要するに「当たるも八卦、外れるのも八卦」というわけです。
私は、確率0.8のときの予測がもっとも実践的であると考えています。
この確率で推定される理論値こそ、実践的な売上予測に必要な答えであると思っています。
東京都港区南青山2-2-15 ウィン青山942 有限会社ソルブ 電話 03-3538-6603 メール問合せは、こちら ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
24/09/08
23/06/12
22/05/20
TOP
売上予測という推定においては、ピンポイントで推定値を出すことは、本来不可能です。
だから、もし売上予測をピンポイントで表示していたらまず偽物・マヤカシです。
つまり、売上予測は、1500万円/月というようなピンポイントでは表記できないということです。
必ず1360万円~1640万円/月といった範囲を設定して売上予測を表記するのです。
けっこうこの辺りは重要なことなので、しっかり覚えておくと良いです。
なぜ売上予測はピンポイントではなく、範囲で推定するかというと、それは未知のことに対する「予測」だからです。
人間はだれも未知のことに対して、断定してこうだというようには言いませんね。
これは、売上予測というシステムにおいても同じです。
断定してこうだというように言えるわけはないのです。
断定してこうだと言えるということは、もうそんことは「未知」でも何でもないということで、まったくおかしなことになります。
ある程度のあやふやさが、未知のものことには付きまといます。
ですから、ピンポイントではなくて、範囲というわけです。
で、売上予測の推定における範囲はどうやって出すかというと、それは実現確率です。
統計的に、1はすべてを表し、0はすべての反対、まったく無いことを指します。
確率とは、1、即ちすべてと0、即ち無との間の値をとります。
かりに、確率が1である状態、つまり、すべての状態を推定すると、売上予測は、0円~無限大までということになります。
これでは、実践的に意味がありません。なぜなら、売上予測は0円以上ですと言っているだけなので、これは子供でもわかることです。
逆に、確率が0である状態、つまり、あり得ない状態を推定すると、売上予測は、マイナス無限大~0未満ということになります。
これもあり得ません。
また、確率が0.99である状態であっても、売上予測は、例えば100万円~7968万円などと出たりします。
これも実際上あまり意味がある範囲であると言えません。
そこで、この確率を実践的な意味合いを持つレベルまで下げていきます。
すると、確率0.7で、1360万円~1640万円/月といった範囲に収まることになります。
これなら、1500万円プラスマイナス140万円とかなり実践に即して意味がある予測になるでしょう。
つまり、確率を下げていけばいくほど範囲が縮まるのです。
しかし、範囲が縮まる代わりに、確率は下がっていきます。
実現が難しくなってしまいます。
例えば、確率0.5で、範囲が1410~1590万円と売上予測を推定したとして、このことは逆に、確率0.5で、範囲が1410万円以下、または、1590万円以上と言っているのと同じになるからです。
要するに、確率が半々では、そもそも予測になっていないのです。要するに「当たるも八卦、外れるのも八卦」というわけです。
私は、確率0.8のときの予測がもっとも実践的であると考えています。
この確率で推定される理論値こそ、実践的な売上予測に必要な答えであると思っています。
統計てきめん2プレミアのダウロードサイト
統計てきめん2プレミアの紹介動画5分
林原安徳:有)ソルブは、立地と高精度/売上予測で「不振店」を根絶します。
東京都港区南青山2-2-15 ウィン青山942 有限会社ソルブ
電話 03-3538-6603 メール問合せは、こちら
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆