売上予測の考え方は現在完了形で言うことだ

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売上予測の考え方は現在完了形で言うことだ

売上予測

2020/08/06 売上予測の考え方は現在完了形で言うことだ

売上予測の考え方はズバリ、既存の実績から売上と要因との関係がどうなっているかを解明し、その解明した関係から、未知の物件の売上を導く=予測するというものだ。

 

元旦 元日 更新

 

ただし、この予測に当たって、未知の要因を使うことは許されない。未知の要因を使うということは、その未知の要因をも予測することになるからである。

つねに、既知の要因あるいは設定可能な要因から予測しなければならない。

商圏規模であるとか視界性評価であるとかであるが、必ずしも既知とは言い切れない場合もある。

たとえば、商圏規模にしたって、道路の構造が予測したときと実際に出店するときでは異なっている可能性もある。視界性評価に至っては、建物や看板を立ててみなければ、本当の視界性評価はわからない。

店舗面積も予測時と開店時では違うかもしれない。

だから、言い方を厳密にすると、売上予測とは、現在ここに店があったとしたら売上はどのくらいであっただろうか、という現在完了形で言う。

決して、売上予測は「未来」の予測ではない。

ここを間違ってはいけない。

 

中には、開店の時期が予測の時期より5年以上も経っている場合があるだろう。

そのとき、5年も前の売上予測が通用するのかという考えもあろう。

これなどは、売上予測を勘違いして理解していることから生じる。

 

5年前に予測した5年後の未来予測にはならない、と言っているに過ぎない。

それは誤りである。

5年前に予測したその頃に店があったらの予測(5年前)の予測に過ぎないことを知っていればこうした的外れな疑問は生じない。

正しくは、今の時点で売上予測モデルを作り直し、今の時点であったらいくらの売上であったのかを予測すればよい、になる。

 

要するに、売上予測の考え方として、いつでも新しい、今の時点での売上予測モデルを作って(更新して)運用するようにすることが肝心だ。

 

説明変数をやたらと更新する必要はない。

 

毎月替わりに、目的変数たる売上実績だけでも更新することでも良いのだ。

 

国勢調査のデータは4年に1度で良い。

競合のデータは1年に1度で良い(毎月でも良い)。

 

売上予測の考え方はつねに、分析も重要だが、こういう更新作業もきわめてたいせつなことだと知っておくことだ。

 

毎年元旦に心を入れ替えるのと同じように、データも更新することだ。

 

 

 


 

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