創業には売上予測と立地を見抜く目が不可欠だ。

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創業には売上予測と立地を見抜く目が不可欠だ。

売上予測,商圏,出店戦略

2020/07/05 創業には売上予測と立地を見抜く目が不可欠だ。

創業するとき最初に必要なことは売上予測に違いない。

創業は好きなことをやるのではない。売上予測できることをやるのだ。まったく売上予測ができないことを好きだからと言う理由だけで創業してはいけない。

仮に正確な売上予測ができなくても、その創業ビジネスにとってもっとも適した立地を明確に言えるのでなければ創業してはならない。

1971年に日本上陸を果たしたマクドナルド1号店は、銀座・三越の1階であった。ここが、マクドナルドの創業にとって最も適した立地だと、創業者・藤田田は知っていたからだ。

1985年に同じく日本にオープンしたドミノピザの1号店は、恵比寿駅東口であった。

どちらも、その立地で始めるだけの大きな理由があった。共通した理由は、日本人へのインパクトである。マクドナルドは、銀座という日本で最もよく知られた高級文化の発祥地であり、ここにオープンすることはそれだけで全国にその存在を知らせることができるベストの立地だったのだ。

と同時に、銀座は商業集積力が抜群であり、当時日本で最も小売販売額の高い場所であり超広域マーケットであった。だから、どんな店も出しさえすれば必ず売れたのである。

認知度と売上を上げるには格好の場所であった。ここが最初の立地でなかったら、たぶんマクドナルドは日本に定着はしていなかったであろう。

なにしろ、この立地を選んだとき、創業者・藤田田はアメリカマクドナルド本部の幹部連中からさんざん批判されたと聞く。

1号店を出すなら、米国にならって、郊外店舗を出すべきだ。そして、日本の中間の静岡に出すのが良いとまで言われたという。

そんなことをしていたら、まだモータリゼーションがアメリカほど進んでいない当時、マクドナルドをほとんど知らない日本人がどれだけ来店してくれたであろうか。

たぶん半年で撤退していたかもしれない(事実、その数年前に米国ハンバーガーの大手B社が上陸してほうほうの体で逃げ帰ったようだ)。

 

ドミノピザはどうして恵比寿だったのか?

第一に、ピザのデリバリーサービスは、食事を用意する暇もない忙しい人々が、グループで欲したときに素早く提供するシステムである。

このシステムを利用したことがある人間ならすぐに頼みたくなるだろう。

そして、その利用経験がある人々が一番多く住んでいる地域はどうかというと、それが恵比寿の周りの商圏だ。

すなわち、地名だけからもわかるが、恵比寿の2km圏は広尾、青山、赤坂などは、外国公館が多く、外国人とりわけアメリカ人、それも、優遇された階層の人々が多く住んでいる地域である。ここを商圏としない手はない。

 

すなわち、マクドナルドの銀座に匹敵する立地が「恵比寿」というわけである。これは、創業者アーネスト・Y・ヒガが語ったことである。

 

そして、マクドナルドもドミノピザもその1号店で見事に成功を収めた。

 

最初から立地を見極め、じゅうぶんに勝算のある売上予測をたたき出したからこその成功と言える。

 

ドミノピザ

 

 


 

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