タクシーを高齢者に利用しやすくするなら福祉と繁盛が成立する

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タクシーを高齢者に利用しやすくするなら福祉と繁盛が成立する

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2020/06/08 タクシーを高齢者に利用しやすくするなら福祉と繁盛が成立する

タクシーは庶民にとって日常的に交通手段として利用するには、高価であるため、近年になるまで、売上に貢献しない要因として扱われてきた。

そのため、交通量調査においては、乗用車と対置するBTTの中に含まれて計測することになっていた。

BTTとは、バス、トラック、タクシーの頭文字をとった略称である(BTTのなかには、パトカーや救急車といった特殊車両も含まれる)。

 

タクシーが何十台、何百台通っていようと、交通量としてであって、売上に関係しない。

事実、マクドナルドで過去いろいろ調査した顧客動態を知るアンケートでも、交通手段として「タクシー」を挙げる人はほとんどいなかった。

これは、他の外食産業においてもそうであったし、売上に関係しないと考える方が無理がなかった。

 

しかし、これに対し近年、タクシー利用によって店舗に来られるお客さまが増えてきた。

この原因は、「高齢化」である。

とりわけ地方において、自動車を持たない高齢者世帯、あるいは、すでに自動車を運転したくない高齢者が、役所からの支援によって、割安にタクシーを使えるようになってきているからだ。

ただし、現況ではどこもその利用は、「自動車免許を持っていないか返上している、年齢が75歳以上である、障害を持っている」のようにきわめて制限されており、割引率も10%と少ない。

 

もとより、公共機関のほとんど(電車・バス)は、体力が弱り始めている高齢者にとって決して便利なものではない。すると、買い物などは、歩くか誰かの自動車に乗せてもらうしか選択肢がなくなる。

いきおいタクシーの利用は不可欠になる。

 

スーパーマーケットなり日常の買い物へタクシーに乗って出かける。

 

すでに多くの理美容院、整骨院、医療機関への往復はタクシーが頻繁に利用されている。が、当分は潤沢な手持ち資産を持つ高齢者に限られている。

 

国が高齢者人口の増加に合わせて社会保障の予算をさらに増やし、余計な制約などなく、割引率も50%以上にするなど始めたら、タクシーを交通手段とした売上の比率はどんどん上がっていくだろう。

(しかし、政府が不必要な緊縮政策をこのまま続けていくならとうてい無理な話であるが・・・)

 

タクシー 高齢者

 


 

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