ファミレスは日本の立地に合わせて変化した「コーヒーショップ」と言える

売上予測 30年の実績

048-711-7195

107-0062 東京都港区南青山2-2-15-942

月~金 9:00~18:00

lv_r

ファミレスは日本の立地に合わせて変化した「コーヒーショップ」と言える

店舗営業,立地について

2020/06/04 ファミレスは日本の立地に合わせて変化した「コーヒーショップ」と言える

ファミレス、ファミリーレストランという名称が定着したのは。ファストフードなどと同じく1980年代であろう。

この先駆けとなったのは、あの「すかいら~く」だった。国立の郊外に1号店を出店して以来、日本国産のファミレスとして全国を席巻していった。

そして、マクドナルドがサンキュー(39)セットを始めるなどしてお得な低価格路線を採り始めるや、「すかいら~く」は何と、ガスト(GUST)なる低価格業態のファミレスを立ち上げてしまった。

 

もともと、ファミレスは、アメリカで流行った「コーヒーショップ」が原型である。デニーズやココスなどはアメリカで展開していたブランドであり、これをライセンス契約して日本に持ってきたものだ。

だから、あのマクドナルドと同様、アメリカに観光に行って、「あっ、ここにも〇〇があったんだ」と驚くわけだ。

 

ファミレスは、チェーンオペレーションの原則を忠実に行っているレストランと言われている。

だから、店の作りにしても、どの店の設計もまったく同じに作る。大きさから客席・厨房・出入口・バックドアの配置まで、こと細かに規定する。

それによって、店の建設コストを極限まで減らしたり、従業員のトレーニングを容易にする効果が生まれるとされる。

 

しかし、ここ日本においては、それが難しくなる。

そういう贅沢な方法は、広大な土地を手に入れること容易にが可能なアメリカだからこそできるのであって、狭く込み入っている日本の土地では難しい。

そこで、土地の制約がある日本では、

ブランドやデザインの雰囲気、オペレーションなどは似ていても、個々の店の作りはだいぶ変わってくることになった。

もちろん、配送用の大きなトラックの天井が、店の屋根とぶつかってしまうというような不都合はあちこちで発生したが、そうしたトラブルや難題も何のその日本のファミレスは次々と立ち上がった。

40年前のすかいら~くは、(かたくなに)箸を置いていなかったが、いまでは、ステーキハウスでも箸は出す。

ファミレスもなくては日本の食文化は語れないほど、日本の生活に密着したものになっている。

 

CASA今はなき、CASAレストラン

 


 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
林原安徳:有)ソルブは、立地と高精度/売上予測で「不振店」を根絶します。

東京都港区南青山2-2-15 ウィン青山942 有限会社ソルブ
電話 03-3538-6603 メール問合せは、こちら
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

TOP