市ヶ谷は高い売上予測を今後も期待できる有望エリアと言えるかもしれない

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市ヶ谷は高い売上予測を今後も期待できる有望エリアと言えるかもしれない

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2020/05/07 市ヶ谷は高い売上予測を今後も期待できる有望エリアと言えるかもしれない

市ヶ谷駅(E139°44′20.44″N35°41′16.66″)周辺500m圏は、小売業店舗数は2007年で99店だが2014年では59と4割減った。

年間販売額で、2007年は150億円だったから、典型的なリトルマーケットのはずだった。

しかし、2014年はなんと332億円と倍増している。これはいったいどうしたことだろう。

その同じ範囲を調査してわかったことは、市ヶ谷駅に隣接の商業施設が改装されている、成城石井というSM、セブンイレブン、ファミリーマート、また、文教堂書店が新たに出店していることぐらいだ。

しかしながら、それだけで、倍増は説明できない。

もしかしたら、ただの数字のマジックかもしれない。というのも、2007年までは日本測地系に基づくメッシュが使われていたため、集計はたまたま販売額が少ないメッシュのデータを拾っていたが、2014年は世界測地系に基づくメッシュになり、もっとも販売額が高いメッシュを拾っているからである。

そうだとしたら、店数は4割減どころでは済まないということになる。

 

ただ、90年~95年にかけて7,156人から6,304人へ12%も減っていたが、その後2000年に6,870に、2005年に7,668、2010年8,336人、2015年9,252人と47%も増加している。

逆に、昼間人口は2000年の76,850人から2012年の72,723人と減少が認められる。

 

つまり、21世紀に入り、オフィス性向の高い地域から、生活・商業傾向の高い地域に変貌を遂げつつあることが、統計の数値から浮かび上がる(昼間人口/人口は、2000年11.2、2012年8.7に下がった)。

しかも、この地域の年収別世帯数を見ると、1500万円以上の世帯が13.4%と東京都の平均3.0%を4倍以上上回っている。超高所得世帯の地域と言える。

ここに住むには相当の覚悟がいる。

 

もちろん、これは、良い商店にとって繁盛しやすい状況に変わりつつあることを示しており、今後、商業地域としてもっと発展が期待できるエリアであると言えるかもしれない。

 

 

ただ、気を付けるべきは、坂道の存在(坂があると人々は歩を止めにくくあまり良い立地とは言えない)と、その坂があるゆえの外部からの流入が難しいという点である。

 

この立地上の弱点を問題にしなければ、相当期待できる売上予測ができるというものだ。

 

 

市ヶ谷 坂道

 


 

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