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ラーメン店の行列は珍しくないが、ラーメン店の売上予測は難しい
ラーメン店の出店においても、売上予測は不可欠と言える。
実際、弊社の売上予測をもとに出店可費を決め、大きくなっていったラーメン店チェーンは少なくない。
ラーメン店は日本でもっとも成功している飲食業、外食産業と言っても言い過ぎではない。
それだけに、ラーメン店開業希望者、企業が多く、競争が熾烈である。
素人でも繁盛できることもあれば、優れた大企業が手を出して大損を被り撤退することもある。
だから、正直言って、ラーメン店の成功法則と言うのはわからない。
売上予測と言えど、そんなに精度を高く予測することはできない。
せいぜい月商300万円と予測して、初年度の平均月商が150万円から400万円くらいに収まるのがやっとである。
それほど難しい。
かつて、月商1000万円以上の店を30店近く展開してきて成功をものにしてきた起業家社長が、月商300万円しかとれない「良い立地」に出した2店のことで相談されてきたことがある。
どこが、「良い立地」かというと、一つは立川駅の近く、線路沿いの比較的通行人も多い、面積も決して小さくはない店。
もう一つは、八王子の北、16号線に面した商業施設ダイエーの入り口付近から、よく見える、これも面積が小さくはない店。
両店ともに、間口も広く、入りやすい。そして、いずれもTG(交通発生源)が近くにある。加えて、住宅地域への動線が存在している。
多くの人々に認知されやすいので、商圏も広くとれる。
ある意味、模範的立地と言える場所であった。
しかし、売れない。社長は自分の立地選定がどう間違っていたのか、よくわからない。わからないから、今後の立地も判定はできず、このままでは、事業も頓挫してしまうという危機感を持っていた。
確かに、八王子店については、その立地をよく検討すると、売上不振になる真の理由がわかったのだが、立川店は、私にもわからなかった。
売上予測モデルを作って当てはめても、ここばかりは、大きなマイナスの残差が出てしまう。まったく、謎の立地だった。
こうしたラーメン店はよくある。
極端な例では、JR田町駅東口の駅前通りに、間口も面積もほとんど同じラーメン店で、名前以外、ラーメンの種類もほとんど同じな店で、売上が倍ほども違う、ということがあった(今は再開発でその2軒ともなくなってしまった)。
何かとんでもない要因が、ラーメン店の売上予測に必要だということはわかっているが、それが何であるか、わからない。今後の課題だ。
東京都港区南青山2-2-15 ウィン青山942 有限会社ソルブ 電話 03-3538-6603 メール問合せは、こちら ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
23/06/12
22/05/20
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ラーメン店の出店においても、売上予測は不可欠と言える。
実際、弊社の売上予測をもとに出店可費を決め、大きくなっていったラーメン店チェーンは少なくない。
ラーメン店は日本でもっとも成功している飲食業、外食産業と言っても言い過ぎではない。
それだけに、ラーメン店開業希望者、企業が多く、競争が熾烈である。
素人でも繁盛できることもあれば、優れた大企業が手を出して大損を被り撤退することもある。
だから、正直言って、ラーメン店の成功法則と言うのはわからない。
売上予測と言えど、そんなに精度を高く予測することはできない。
せいぜい月商300万円と予測して、初年度の平均月商が150万円から400万円くらいに収まるのがやっとである。
それほど難しい。
かつて、月商1000万円以上の店を30店近く展開してきて成功をものにしてきた起業家社長が、月商300万円しかとれない「良い立地」に出した2店のことで相談されてきたことがある。
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もう一つは、八王子の北、16号線に面した商業施設ダイエーの入り口付近から、よく見える、これも面積が小さくはない店。
両店ともに、間口も広く、入りやすい。そして、いずれもTG(交通発生源)が近くにある。加えて、住宅地域への動線が存在している。
多くの人々に認知されやすいので、商圏も広くとれる。
ある意味、模範的立地と言える場所であった。
しかし、売れない。社長は自分の立地選定がどう間違っていたのか、よくわからない。わからないから、今後の立地も判定はできず、このままでは、事業も頓挫してしまうという危機感を持っていた。
確かに、八王子店については、その立地をよく検討すると、売上不振になる真の理由がわかったのだが、立川店は、私にもわからなかった。
売上予測モデルを作って当てはめても、ここばかりは、大きなマイナスの残差が出てしまう。まったく、謎の立地だった。
こうしたラーメン店はよくある。
極端な例では、JR田町駅東口の駅前通りに、間口も面積もほとんど同じラーメン店で、名前以外、ラーメンの種類もほとんど同じな店で、売上が倍ほども違う、ということがあった(今は再開発でその2軒ともなくなってしまった)。
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林原安徳:有)ソルブは、立地と高精度/売上予測で「不振店」を根絶します。
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