ファストフードが売上予測に一番真剣に取り組んだ

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ファストフードが売上予測に一番真剣に取り組んだ

店舗営業,売上予測

2020/04/20 ファストフードが売上予測に一番真剣に取り組んだ

ファストフードとは、文字通りだと、いつ行っても早く食事にありつける飲食店ということになるが、ことはそう簡単ではない。

日本では、マクドナルドが上陸する前にそういう飲食店として、「立ち食いそば店」はかなり一般的で、どんな駅にも必ずと言ってよいほど出店していた。

注文して、数秒~三十秒でそば・うどんが出てくる。提供スピードはマクドナルドよりも速いと言えるかもしれない。

 

だいたい庶民の大多数は「短気」が多いのか、どの飲食店、少なくとも定食屋は、注文して5~10分で料理が出てくることがふつうだったので、ファストフードと言われてもピンとこない国民が多かったかもしれない。

牛丼屋もそうだったし、焼き鳥屋もおでん屋も、ファストフードになってしまう。

 

また、ファストフードと名乗っている〇〇バーガーなどはやたらと客を待たせる。システムとしてはあまりよろしくない。

あまりに待たされるので客離れが始まったドーナツ店チェーン企業は、客にドーナツを自ら掴んで選ばせる方式に変えたぐらいだ。それでも、順番がメチャメチャになってしまいお会計で待たされることがある。チキンチェーンもそうだったし、日本に上陸してからすぐに撤退してしまったたポテトチェーンやアイスクリームチェーン、ジュースチェーン、サンドイッチチェーンも決して速いとは言えなかった。

 

しかし、ファストフードの特徴を際立たせているのは、システムの徹底的な合理化である。機械化できるとことはすべて機械化する。社員とか高い給料を支払う必要があるスタッフをどんどん減らしていく。ある企業のワンオペにいたっては、アルバイト従業員1人で厨房も接客もぜんぶ担当する。人件費を可能な限り削る。

しかし、それで味が落ちたり、品質を下げたような印象をお客に持たれたら売上がなくなる。だから、人件費カットは限界があるのだが、賃金低下は否めない。

 

商品提供の質、飲食業で言うQSCの基準は下げずに、コストを下げる。

つまり、こういう飽くなき合理化、生産性向上をしていく飲食業のことをファストフードと呼ぶべきかもしれない。

「ファスト」とは、経営進化の「速さ」を言っていると考えると、いろいろ納得がいくのかもしれない。

 

こういう意味では、回転ずしも明確にファストフードの一員だと言えるだろう。

 

 

だからこそ、今生き残っているファストフード企業は、いち早く「売上予測」にも取り組んだ。

売上予測に遅れたファストフードは、進化も、店展開のスピードも遅れた。

 

しかし、その出遅れたファストフードも、売上予測に真剣に取り組み始めた途端、経営のスピードを速める。

 

 

立ち食いそば 駅


 

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