ドライブスルーは売上限界を突破する仕組みか?

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ドライブスルーは売上限界を突破する仕組みか?

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2020/04/05 ドライブスルーは売上限界を突破する仕組みか?

ドライブスルーとは、自動車からドライバーが下りることなく、サービスを受けられるという仕組みである。

 

ドライブスルーというサービスは米国で始まったが、そもそもモータリゼーションが進んでいた大陸で、ドライバーの休憩や飲食では、「車から降りずに」というコンセプトはふつうに当たり前のことであった。

駐車場に入る。停車する。そこに、可愛いユニフォーム姿の女性従業員が、ローラースケートで駆けて寄ってくる。ドライバーは車から降りることなく、その従業員が差し出したメニューを見ながら注文する。こういうやり取りが駐車場のあちこちで繰り返される。

ローラースケートと言えどもなかなかたいへんな作業であったろう。

 

これに、「スピード」と「秩序」を与えたのが、マクドナルドの「ドライブスルー」である。

 

マクドナルドがもともと持っていたコンセプト、クイックサービスを応用した。

注文は注文ブースで行い、金銭授受と商品渡しは別のブースで行ったとはいえ、注文ブースから商品渡しまでの時間はせいぜい30秒もない。たいていは15秒以内である。

ということは、15秒で商品の取り揃えができなければ、ブースが2つあっても何のスピードアップにもつながらない。

 

ということは、店内では、その取り揃えを尋常ならざるスピードで行わなければならない。

 

要は、ドライブスルーが店の周りにどのようが順番でどのようになっているかを見ただけでは、ドライブスルーの本質はわからないということだ。

いかにスピーディに、しかも雑ではなく丁寧に、かつ正確に取りそろえることができるか、そうした人材を取り揃え、訓練し、育成するかにかかっている。

 

ドライブスルーとは、単に売上限界を突破するための仕組みではない。

 

従業員の実力が120%発揮する環境なしに導入は難しい。

 

単に、ドライバーが車から降りずに用を済ませられるというだけでは、心許ない。

 

ドライブスルー 薬局

 

(写真:南山堂・竜ケ崎店)

 

 


 

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