フランチャイズ本部が売上予測をしなくなった

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フランチャイズ本部が売上予測をしなくなった

売上予測,立地について

2020/04/01 フランチャイズ本部が売上予測をしなくなった

フランチャイズシステムを使ってビジネスを展開するようになったのは、もうずっと前のことだ。

 

日本にフランチャイズシステムを最初にもちこんだのは1960年代、不二家らしい。

そうあのペコちゃんである。

 

その当時、フランチャイズ本部は、正直に、売上予測はできないと言っていたようだ。

そのとおりであり、店数が少ない状況で、正しい売上予測はできない。

 

その後、多くのフランチャイズシステムを使ったビジネスにおいても、売上予測がされることはなかった。

それでも、本部にしても加盟店にしても節度をもった姿勢で出店に同意したように思える。

 

だんだん売上予測がないと事業計画が立てられないということもあって、本部が売上予測を提示することもあったようだ。

もちろん、売上予測があったところで、これが精度が高く必ずその売上が確保できるなどという思い込みは、本部はもちろん加盟店希望者にもなかっただろう。

 

マクドナルドは上陸したのは1971年だが、もちろん売上予測はできてはいなかった。

このあたりから多くのフランチャイズビジネスが増えてきており、加盟店希望者も増えてきた。

 

本部にとっては、店舗展開にさほど資金を用意する必要がない。加盟店にしてみれば資金さえ目途がつけば新規事業が安全に始められるのだから、フランチャイズシステムは本部も加盟店もウィンウィンということで、たちまちフランチャイズビジネスが増えていった。

 

すると1店でも多くの店を展開して加盟店料、ロイヤリティを得ようと、程度の低い本部が生まれてきた。

そこで始まったのが売上予測競争である。

できもしない売上予測を事業計画にばんばん載せて加盟店募集をするようになったのである。

 

まだ、マクドナルドも売上予測に関しては思考錯誤を繰り返していた1970年代後半から1980年代にかけてのことである。

 

もちろん、何の立地分析にも基づかない売上予測が当たるはずもなく、どの売上予測も悲惨な結果になった。

売上予測を出す方も出す方なら、信じる方も信じる方だ。

売上予測で高い売上が望まれと本部が言ったからそれを信じて資金を投入して開店したのに、さっぱり売上がとれない。利益がない。

これでは破産してしまう。

というわけで、売上予測を問題とした、訴訟が多発するに及んだ。

 

出店数の多いコンビニ業界はてんやわんやの大騒ぎ。

これが1990年代の実情であった。

 

2000年代になって、コンビニ業界は売上予測をやめた。

売上予測すると必ずトラブルになって訴訟沙汰になるのでやめた。

 

すると他のフランチャイズ業界もいっせいに売上予測することをやめた。

 

事業計画では、良い。ふつう。やや悪い。というようなケースに分けて売上を確保できた場合の事業計画を示すようになった。

だから、加盟希望者にとっては、売上予測がわからないまま、自身で勘を働かせなければならない。

 

とはいえ、これが大事だろう。

 

元々、ほとんどのフランチャイズ本部には、正しい分析をして売上予測を提供するつもりなど、ほとんどなかったのだから。

できないことはやらないことだ。

 

でも、どうしても売上予測がほしいという時は、弊社のような専門の調査会社に頼むことをお勧めする。

 

売上予測 本

 

 


 

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